いも侍 蟹右衛門
- 分
いも侍 蟹右衛門
作品レビュー(2件)
- bakeneko
5.0点
ネタバレあの技は実践向きなのかなあ?
このレビューにはネタバレが含まれています。 - hi6********
3.0点
監督も無名だし、しかもデビュー作であるし、長門が主演の 時代劇であるので、地味なので、余り期待していなかったのですが、 中々の拾い物の作品であった。 監督は、劇映画での活動は、少ない監督であるが、その後すぐに TV映画に転身して、「必殺」シリーズなどでの長く活躍した人である。 先ず、オープニングのシーンが素晴らしい。 雨の為に、茶屋で足止めをしているのであるが、これからの 物語の中心人物が集まり無理なく、登場人物の紹介になっている。 茶屋の内側からのショットが基本で、白黒での白を基調に画面が美しく 緊張感あるシーンになっている。 そこでの、べらんめえ調の刺青の人足の江戸弁の啖呵も威勢よく、 いきなりの緊張感を与える。 その後、緊迫したシーンと、長門のユーモラスな雰囲気とを交互に挿入して 行くので興味をつなぐ展開であるし、戦いのシーンなどは、冒頭のシーンの 如く、緊張感がある演出も出来ている。 そうしたショットショットはかなり良いのであるが、各エピソードの切れ方が ざっくりとしすぎて(斬新ではあるが)、テンポ(映像のポテンシャル)が デコボコとしてしまっているのが、惜しい。 しかも、折角の倍賞千恵子、野川由美子の恋愛話も、子供の話も、 最後にまとめ切れないで、エピソードがそのままで放置されているのも 勿体ない。 当時、新人であった倍賞千恵子が既に堂々とした演技で、 登場シーンが短いのにも関わらず、存在感を示している。
スタッフ・キャスト
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基本情報
タイトル
いも侍 蟹右衛門
上映時間
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製作国
日本
製作年度
公開日
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ジャンル