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いも侍 蟹右衛門 (1964)

監督
松野宏軌
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4.00 / 評価:3件

エピソード満載で、良いシーンも多い

  • hi6******** さん
  • 2010年11月5日 6時22分
  • 閲覧数 333
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

監督も無名だし、しかもデビュー作であるし、長門が主演の
時代劇であるので、地味なので、余り期待していなかったのですが、
中々の拾い物の作品であった。
監督は、劇映画での活動は、少ない監督であるが、その後すぐに
TV映画に転身して、「必殺」シリーズなどでの長く活躍した人である。

先ず、オープニングのシーンが素晴らしい。
雨の為に、茶屋で足止めをしているのであるが、これからの
物語の中心人物が集まり無理なく、登場人物の紹介になっている。
茶屋の内側からのショットが基本で、白黒での白を基調に画面が美しく
緊張感あるシーンになっている。
そこでの、べらんめえ調の刺青の人足の江戸弁の啖呵も威勢よく、
いきなりの緊張感を与える。

その後、緊迫したシーンと、長門のユーモラスな雰囲気とを交互に挿入して
行くので興味をつなぐ展開であるし、戦いのシーンなどは、冒頭のシーンの
如く、緊張感がある演出も出来ている。

そうしたショットショットはかなり良いのであるが、各エピソードの切れ方が
ざっくりとしすぎて(斬新ではあるが)、テンポ(映像のポテンシャル)が
デコボコとしてしまっているのが、惜しい。
しかも、折角の倍賞千恵子、野川由美子の恋愛話も、子供の話も、
最後にまとめ切れないで、エピソードがそのままで放置されているのも
勿体ない。

当時、新人であった倍賞千恵子が既に堂々とした演技で、
登場シーンが短いのにも関わらず、存在感を示している。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • コミカル
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