東京五輪音頭
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作品レビュー(1件)
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3.0点
三波春夫と言えば、日本万国博覧会の『世界の国からこんにちは』が有名ですが、東京オリンピックの前にも『東京五輪音頭』というのがありました。 万博と違って、東京オリンピックの頃は僕もまだ幼かったため、ほとんど記憶に残ってはいません。 ところが、なぜか我が家にこの『東京五輪音頭』のドーナツ版レコードがあり、「あの日ローまでながめた月が…」という歌だけは知っていました。 そこで、「こんな映画もあったのか…」と見てみました。 十朱幸代演ずるアマチュア水泳選手が、オリンピック選手に選ばれるまでを、建設中の競技場の紹介も兼ねながら描いたもので、いかにも東京オリンピックを国策としていた時代の雰囲気が伝わってきます。 息子をスポーツのために失ってしまった上田吉次郎が、孫娘(十朱幸代)の健康を気遣い、オリンピック選抜大会に反対しますが、お国の名誉だと言われて強引に納得させられてしまいます。 このあたり、北朝鮮と同じようなもんではないかと思ってしまいました。 最近の北京オリンピックの開会式のことを云々する人がいるけれど、日本だって似たようなものだったんでしょうね。 どうも、僕はスポーツと言うと天邪鬼になってしまいます。 見所は…十朱幸代のスクール水着姿でしょうか。 けっこう可愛いですよ。 映画のタイトルでもある東京五輪音頭を歌う三波春夫は、三波春夫のいとこでそっくりさん、三波春夫本人に『五輪音頭』を歌ってもらうことを頼みに行くという複雑な役どころ。 複雑だけど、そんなに複雑なことする必要があるのかなと思うような役でもあります。 ちなみに三波春夫が万博のときに歌ったのは『世界の国からこんにちは』という曲名でしたが、別に『万国博音頭』というのもあって、こちらは村田英雄がうたっているんだそうです。
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