黒の超特急
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(8件)

絶望的18.8%かっこいい12.5%勇敢12.5%切ない12.5%知的12.5%

  • her********

    4.0

    藤由紀子!

    楽しめたので、☆4つ。 田宮二郎ふつうに良し。 思ったより、良かったのが藤由紀子。 結婚引退してなければ、 若尾文子、京マチ子クラスの女優になれたかもの片鱗を魅せてくれました。 そして、当然の力量の加藤大介。 云わずもがな。 船越英二さん、チョイ役でした。 見て損はなし。

  • 池バス

    5.0

    白黒映画だけど迫力があります

    田宮二郎主演。大映。脚本が面白く 新幹線の新設の背景がよくわかる映画でした。助演の藤さん綺麗。田宮二郎の奥さんになつたんですね。。。。

  • hsq********

    3.0

    欲まみれもほどほどに

    黒シリーズといわれていますが、 増村フリークの私は増村作品のみチェック(笑) 今回は新幹線建設にかかわる土地買収をめぐる攻防です。 この作品のおもしろいところは、対決が「悪対悪」だという点。 一発当てて起死回生の儲けをたくらむ不動産屋・桔梗(田宮さん)と うまく立ち回って一攫千金を当てた不動産屋・中江(加東さん)の 欲望渦巻く対決です。 ひょうひょうとした加東さんとギラギラした田宮さんの闘いは なかなかの見ごたえでした。 新幹線公団理事(船越さん)の秘書(藤さん)に目をつけ 買収予定地を秘密裏に聞き出し先回りして買い付けた中江もずるがしこいけど その秘密を知って彼をゆする桔梗もあくどい。 でもストレートに攻める桔梗に対して 裏であれこれ画策する中江の方が一枚上手でした。 2人のたくらみを知った秘書や気の弱い理事も巻き込んでの 大金を掛けた情報合戦が繰り広げられます。 途中までものすごくギラギラしていた桔梗ですが、 殺人事件に発展したとたんいきなり善人になっちゃったんで ギラギラにはまっていたのに肩透かしをくらっちゃった。 ラストは意外とあっけなく感じてしまいました。 成瀬作品にも常連の加東大介さんはかわいらしい顔立ちなので 気のいい庶民みたいな役がぴったりはまりますが 今回のように悪人役もこれまたいいんですよねえ。 前にもどこかのレビューで書いたかもしれませんが、 今の俳優さんで言えば、小日向文世さんのようなバイプレイヤーです。 彼がひょうひょうと立ち回るたびに 濃いお顔の田宮さんの眉間がどんどん深くなっていって こんな様からも 「あ、桔梗は中江に太刀打ちできないや」 と思わせる効果をもたらしています。

  • mal********

    4.0

    田宮二郎はハンサムであります。

    いまの若い人は田宮二郎という俳優さんのこと、あまり知らないなかもしれません。そんな私もテレビのクイズ番組「タイム・ショック」の初代司会者の印象が強く、映画における俳優田宮二郎の存在は「悪名」シリーズ軽妙なキャラの彼しか知りません(関西弁がとにかく、めっちゃうまいんですよ)。「黒」シリーズは以前に「黒の試走車」を観たのですが、「悪名」とはまるで違ったキャラを演じる姿を目にすると、早すぎた彼の死が残念で仕方ありません。いまも存命ならば、ホンマ渋くてカッコいい俳優になっていたことでしょう。本作に登場する人物は全員欲望に溺れた人間ばかりです。田宮二郎演じる主人公もゆすりによって大金をせしめようとする男ですが、それでも最終的に金のためなら殺人にまで手を染める男に比べれば、まだまだ小物扱いに描かれているのが本作の怖いところです。主人公もその男同様の立場に陥る手前でなんとか踏み留まり、?ぼくはただ金がほしかった。それだけです。?と言い放つ姿は痛々しいです。また、共演者の加東大介のいやらしい存在感も、本作の面白さを引き出した要因だと思います。皮肉な終わり方ではありますが、いまでも十分に通用するテーマを描いた映画だと思います。よろしければ、どうぞご覧ください。

  • ********

    4.0

    「おれにもよこせ」の帰結

    1964年。増村保造監督。東京の不動産屋(加東大介)と組んだ土地買収で儲けた岡山の小さな不動産屋(田宮二郎)だったが、実は新幹線の博多への延伸がからんでさらに巨額の儲け話だったことを後で知り、「おれにもよこせ」とさらに要求していく話。最後に殺人事件まで起こって「おれにもよこせ」の悲劇的な帰結が明らかになります。 純真な正義漢が正義に駆られて行動するのではなく、ギラギラした上昇志向を隠さない若者が欲望を追求していく。率先して強請りやタカリをして「お前はもっと儲けただろう、だからもっと金を出せ」という主人公にはまったく感情移入できません。服従者の発想。とにかく金がなければ大物になれないという主人公の先には、その欲望自体が本当に自分のものなのか、大物になってどうするのだ、という根源的な問いが待っている。 高度経済成長時の日本の現代的問題(新幹線、汚職)や、強請りやタカリと情報の問題(一番知っている人間が一番強い)、金儲けに走っているうちに何が目的なのかわからなくなる問題(自己疎外)などは見事にえがかれています。しかし、基本的にセリフが多すぎるし、カメラワークにも特徴がないし、編集もやっつけ仕事的。シリーズ物だということはわかるけれど。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
黒の超特急

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル