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夜の片鱗 (1964)

監督
中村登
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3.40 / 評価:5件

愛すれど哀しく

  • bakeneko さん
  • 2014年12月3日 16時23分
  • 閲覧数 407
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

シャルル・ルイ・フィリップの小説『ビュビュ・ド・モンパルナス』の舞台を、20世紀初頭のイタリアのミラノから1960年代の東京に翻案して語る “転落女性の物語”で、原作の忠実な映画化版である『愛すれど哀しく』でオッタヴィア・ピッコロが演じたヒロインを桑野みゆきが体当たりで演じています(二人とも同じ“ふっくら童顔可愛いタイプ”の女優さんですよね)。

悪い男に引っかかって転落していくヒロインの悲劇を、夜のネオン街の人工的な光彩や暴力団の不気味さ(木村功&菅原文太が怖い!)の中に活写している作品で、ひもの男:平幹二郎との腐れ縁から抜け出せないヒロインの心の綾を繊細に描いて、特異な関係にあって相互に依存する男女の奇妙な隷従属の心理を抉り出していきます。

成島東一郎の青を基調にした色彩感覚とクロースアップの絵に魅入る作品でもあり、タイトル題字は洋画ポスターでお馴染みの野口久光が担当しています。

「浮雲」や「愛の嵐」、「洲崎パラダイス赤信号」に連なる―腐れ縁男女の心理を描いた作品で、青いライトに沈み込む桑野みゆきに魅入る映画であります。

ねたばれ?
やはり大事なところを蹴られたら病院に行った方が…

詳細評価

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