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大日本コソ泥伝

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3.0

ネタバレGOEMONの21代目?

かの石川五右衛門の20代目である石川25衛門(桂小金治!)が とあるどケチ一家の金庫にあるダイヤモンドを盗むのに失敗する。 初の失敗にがっかりの彼は引退を決意。 そこで、全国にいる子分(4組8人)を招集する。 そして、あのダイヤを盗んだ者(組)に跡目を継がせ、 21代目の26衛門を襲名させると宣告した。 まず、東京の組(長門裕之、藤村有弘!)は一家の娘をたぶらかし 一家に入り込んでダイヤをモノにしようと計画し、 四国の組(大村昆、佐々十郎)は地下水道から 金属探知機のようなものを駆使し金庫の下へ近づこうとする。 また北海道から来た組(由梨徹、佐山俊二)は 一家の子供を誘拐し、身代金としてダイヤを戴こうと計画。 また、大阪の組(すいません2名とも扮する役者知りません)は 便所の汲み取り口から庭に入って、番犬も手なずけて家中に 入ろうと計画する。 しかし、現実には計画(想像)のとおりにはならない。、 便所はもはや水洗で汲み取り口などなく、番犬も言うこときかず、 他の組の地下道へ入っての探査もうまくいかず、 なぜか交番の前に出てしまう。 誘拐しようとした子供は想像と違って うるさい子(白木みのる!)だったり、 だまそうとした娘も想像では金持ちの娘だから 美人(山本陽子と西尾三枝子)だと思ったら、 実際は美人でない(かしまし娘!)だったり・・・ とにかくうまくいかない、さぁどうなる? どの組がダイヤを盗るのか? と、こう書いていくと面白そうなのですが、 どうも展開はスマートでなく役者の顔ぶれをみても わかるようにコテコテで泥臭いのです。 コソ泥だから泥臭いというしゃれにもなりません。 当時の人気喜劇人総出演ということで ストーリー展開に関係ないギャグや漫才やせりふが 多すぎます。長門、藤村は当時の日活代表で 安心して見れますが、あとはしつこすぎます。 喜劇人は少なめで、もっと一般の俳優陣をそろえた方が 面白いのではないかと思いました。おしいです。 また、原作・脚本は花登筐!! 60年代後半から70年代にかけ一世を風靡した作家ですね。 40歳代以上の方ならTV「細うで繁盛記」「あかんたれ」に 熱中したんじゃないでしょうか。アニメ「アパッチ野球軍」も!! 納得、出演者のせいだけではないのです。 このコテコテ感、せこせこ感、銭にこだわる根性もの ラストの説教的、新喜劇的?展開。 花登先生らしい感覚なんですね。 まだ大人気を得る前の彼の作品ではありますが 片鱗は十分うかがえたわけです。 と納得しても、この作品はもっとドライに とぼけた感じでやって欲しかったという思いには かわりありません。 よって☆は減点。 残念です。 で、最後に 石川五右衛門の20代目が20衛門でなく なぜ25衛門かといいますと、 藤田まこと扮する1代目の五右衛門(幽霊?)が 答えますが、1代目で5だから次は6。 5づつたしていくわけですね。

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