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(1965)

監督
岡本喜八
  • みたいムービー 11
  • みたログ 85

4.26 / 評価:31件

侍に成ろうとして侍を終わらせる男の話

  • はちみつの実 さん
  • 2010年6月30日 22時49分
  • 閲覧数 819
  • 役立ち度 8
    • 総合評価
    • ★★★★★

何だ何だこのレビュウの少なさは~
この「侍」こそ、日本の侍映画の至宝、「切腹」と匹敵する侍映画なのに。
個人的には最も好きかも知れない「侍映画」。
もう何回見たかわからない、また見ちゃったw
ネタは桜田門外の変、井伊直弼暗殺についてのリアリズム時代劇。

喜八さんの時代劇は結構見てる。
「斬る」「戦国野郎」「吶喊」「大菩薩峠」などサイコーに楽しい活劇だが、見た後立ちすくむほどの凄まじいカタルシスを生むのはこれ「侍」

桃の節句3月3日、雪と血の舞い散る殺陣は時代劇史上屈指の出来。
カメラが凄いんだ、緊迫感が凄いんだ、積み上げられた物語の上に君臨する三船が掲げた剣の先を見て戦慄を禁じ得ないのだ。

桜田門外の変の映像による惨劇、
自分の生い立ちを知らずにその生い立ちを破壊してしまう物語による悲劇、
大名に成りたかった男が自らの手で侍の時代を終わらすことに加担してしまうと言う矛盾性、これでカタルシスが生まれないわけが無いのだ。

役者も、もちろんイイ。
三船はもちろん、伊藤雄之助の冷徹さはセリフにもある通り血も冷える。
好々爺の東野栄治郎も最高。

脚本も橋本忍、これで面白くないわけないとわかっちゃいるけど、
喜八さんこれは凄すぎますぜ。

なので、みんな、もそっと見てね

詳細評価

物語
配役
演出
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音楽

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