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飢餓海峡 (1965)

監督
内田吐夢
  • みたいムービー 83
  • みたログ 508

4.31 / 評価:225件

吐夢の最高傑作

  • kin***** さん
  • 2019年5月28日 9時26分
  • 閲覧数 546
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭のナレーションで導入するやり方は今見るとやはり古臭いです。
また、伴淳三郎の演技は最初わざとらしく感じました。
おそらく、撮影が進むにつれ徐々に落ち着いた演技になっていった
と思われます。
 といった最初のとっつきにくさはあるものの、重厚な人間劇に
どんどん引き込まれてしまいます。名場面は数えきれません。

・犬飼太吉と八重の布団むしのような体勢からの情交
・大金を贈られたあとの八重のとまどい 股間に金を隠す
・闇市オープンセットのモブシーン
・八重が犬飼の爪を使って行う自慰
・10年後の八重と犬飼(樽見)の対決
・弓坂と樽見の対決 仏ヶ浦で船を焼いた灰をめぐる

唯一ダレた場面は、樽見が重要容疑者になったあとの舞鶴署の捜査会議
刑事物にありがちなシーンです。これは必要なのか?とちょっと疑問。
カメラが時々不自然に高い視点から人物を捉えますが、神の視点
という意図なのかものしれません。人物のアップも時折違和感があるほど
大きなアップがあります。カメラワークは私の好みから外れています。
芝居もときに不自然なほどオーバーなのですが、
(例えば犬飼と八重の出会い 森林軌道の中で握り飯をもらうが
 犬飼は手袋をしたまま しかもそれぞれ両手に2個の握り飯を持って
 頬張る など)
それが過剰には感じない普遍性があります。

 まさに「傑作」です。

詳細評価

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