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背後の人 (1965)

監督
八木美津雄
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3.67 / 評価:3件

ヒロインを巡る“ストーカー合戦”

  • bakeneko さん
  • 2015年7月2日 7時26分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

「兵隊やくざ」シリーズなどで知られるー旧筑後国久留米藩主有馬家の第16代当主にして直木賞作家:有馬頼義の同名小説の映画化作品で、十数年を経ても戦争の傷跡が生々しかった戦後の世相を反映した“ラブミステリー+戦争後遺症ドラマ”であります。

戦傷手術に入院した病院の看護婦と知り合った文筆業の主人公が彼女の影となっている男について調べていくうちに、お互いの戦争の傷跡を確認していく…推理+恋愛劇で、
主演の三流小説家:池部良&ヒロイン:桑野みゆき&湿布治療士:岡田英次が三角関係を熱く演じている他にも、能天気な戦後世代を同僚看護婦の路加奈子が弾けさせていますし、伸し上がった戦後実業家を小沢栄太郎が嫌悪感抜群に演じて“戦後日本で増長した者”の恥部を顕示しています(“「家族ゲーム」の目玉焼きの食べ方“の元祖は本作!)。

2人の戦争の傷を提示して、終わらない戦争への怨嗟を突きつけてくる作品で、桑野みゆきが陰のある健気なヒロインを好演していますよ!(でも、あんなに“勿体つける”と主人公じゃなくても調べたくなるよなあ~)
また、音楽担当の山本直純が“枯葉”を裏返しにしたようなテーマ曲を聞かせてくれますのでお聞き逃しなく!

ねたばれ?
1、 結局日本経済って朝鮮戦争軍需(隣家の火事景気)で立ち直ったんだよなあ~。
2、 あんな分かり易いヒントを言っちゃあ…

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