日本列島
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(5件)


  • いやよセブン

    3.0

    モヤモヤしてイマイチ

    戦後の昭和史を在日米軍との絡みで描いた作品だが、情緒的な表現が多く、イライラ感が募った。 現在も状況は変わってないが、日本にはアメリカ軍が駐留していることで、色んな問題が起こり、今も起きている。 この映画からは、在日アメリカ軍が関係した事件をウヤムヤにせざるを得なかった(決して自らウヤムヤにしたとは思いたくない)日本の関係者の苦悩、焦燥は伝わってくる。

  • ver********

    5.0

    コスタ=ガヴラスに・・・

    ズバリ日本版「Z」だった!今は「それだけ」しか言えない! ※ 二谷英明のキャラクターは、「ジャック・ペラン」と同じだ。

  • ind********

    2.0

    巨匠も脚本の誤り・・感情先走り

    終戦後のGHQ支配下で起こった実際の事件をひとつの米国機関の仕業として描いた、やや総花的な展開が、知識を持たない人には、極めて退屈な作品となってしまった・・・往時の日本人の米国支配への不満をぶちまけた、という感情先走りの作品になってしまっています。 個々の事件はTVスペシャルで取り上げられていて、そのことに気づくとやや興味を持ってみれたのではないでしょうか。そうでないと、つぶやきドラマを延々と流されているような鑑賞になったことでしょう。 映像としてはかなり斬新な手法がそこここに観え、映画製作関係者の方には興味深い一面もあったのではないでしょうか。モノクロ映像の魅力がギラギラしてます。 日本を支配する米国の圧力を戦闘機の爆音に例えているのでしょうか、作中とにかく爆音が鳴り響きます・・・と、ここでやはりどうしても、沖縄の基地問題を想起させられます。この爆音を拡散するだけの新基地計画は、日本にとってどうなのでしょう?「沖縄も日本列島の一部なんだから」・・50年も前から、沖縄の問題は1歩の先へ進んでいないのだと、あらためて思い知らされます。 それと、マイナス点は、音楽がまんま「ゴジラ」・・怪獣もので、どうもシリアスな画面と相まって、笑いが先行してしまいました。 まあ、評価にはいろいろあるでしょうけれど、昨今の映画制作者の「社会性」の欠如、問題意識の欠落・未成育にはこの作品を観ると、つくづく思うところがあるでしょう。 歴史は時間が経過すると今との接点が見えないと、まるでよその国のまったく関わりないお話になってしまいます、「永遠の0」はそこを現代と戦争中を繋げる描き方をしているので、やや身近に問題を持ってくることができているのかも知れません。 どんどん風化する時代を、後世の子供たちにしっかり伝える問題意識を、映画製作者の皆さんには、ファッションや流行モノの世界を卒業して、大人になってもらいたいものとつくづく思わされます。 熊井監督も、やはり反省したのか作中の「下山事件」を切り取って、1作品にしていますが、その作品の迫力は凄まじいものがありました。 と、いうことで、映画製作を学習中の青年達には、是非観ていただきたい・・というところでしょうか。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレアメリカによる日本の”闇”支配

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kyo********

    1.0

    愚作

    正直なところ退屈で、うたい文句のスリルやサスペンスをちっとも感じませんでした。 これが実話であるという背景があるなら、実話らしく語らねばならないのに、どこからどこまでが実話で、そうでないフィクションなのかが分かりません。お芝居じみてリアリティがないからです。 ドラマの筋道を組み立てるために一つ一つの素材を都合よくツギハギしているのが見えすぎる。それが作品全体を胡散臭くしている。 作り手の熱意、思い込みが先行してしまうと、出来栄えもぶさいくになる。思い入れて話されるほど相手はしらけて、その話を批判的に受け止めてしまう。 作り手は有能な人であるはずなのに、どうしてこんな愚作になったのか。 これが当時のキネマ旬報ベスト上位といいますから、当時の言論風潮がしのばれます。 下山事件や松川事件、帝銀事件といった戦後の「黒い霧事件」への関心が強い時代背景があって、それに甘えた安易な話作りになった感が否めません。 見ていて「反米愛国左派路線」というイメージが横切ります。「米帝の日本支配」への批判というテーマが強すぎるために、前述したような不自然な話の作り方になってしまう。 こういう話がまかり通るなら、ここにもソ連からの資金が流れ込んでいたのではないかと勘ぐることさえできます。 冒頭、アリの集団がじわじわと炎に焼かれて死滅してしまう画面がでます。アリが日本人で、炎が巨大な他力である、という象徴が容易に見て取れます。 このような単純な暗喩がもてはやされていたのも、今思うと、米ソ冷戦を深刻に受け止めて矢面に立った米国の影で、経済繁栄を謳歌する日本人の旦那的な観照のように見えてしまいます。 スリルやサスペンスも感じず、テーマの深刻さも伝わってこない中、ラストで元陸軍研究員の娘が「真実を伝えるために教師を続けます」と意欲に燃えて歩く姿を見せられても、なんの感動も教訓も得られませんでした。

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