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霧の旗 (1965)

監督
山田洋次
  • みたいムービー 7
  • みたログ 110

3.80 / 評価:54件

苦しみの倍返し。

  • agu******** さん
  • 2010年5月2日 20時50分
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

自分が受けた辱めとか苦しみとかを
その人に何倍にもして返すなんてことを聞いたことがありますが、
この映画はそんな1年越しの恨みを返す女の話である。

倍賞千恵子がはまり役でなかなかよい。
淡々としているのだが、その中には深い復讐の
炎が燃え滾っているのが分かる。

でも正直弁護士の立場からすると、こんな
ことで自分の地位・名声が失脚するのはとても
理不尽なような気もする。
弁護士だって弁護する権利・しない権利があるはずだ。
弁護しなかったことで例え誰かが死のうとそれは
関係ないと思うのだが・・・・。

要はどこで折り合いをつけるかということだ。
医療とかもそうだが、近年は被害者(サービスを受ける側)の立場ばかりが
強調されるために、そうした職業で働く方々はとても
理不尽な目にあっていると聞く。

以前はある程度被害者側も「しょうがない」という気持ちが
あったはずだが、どこかで我慢するリミッターが外れてしまったらしい。
そして至る所でクレーマーが出現し、悪循環が生じる。
今の日本はそんな周りの目を過剰に意識しながら働かなければならない
非常に暮らしづらい世界になってしまった気がする。

一人ひとりが意識して日々生きていればこんな憎しみの悪循環は
生まれないのだと思うが・・・・。
それは人間を買いかぶりすぎなのであろうか。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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