清作の妻
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

作品レビュー(16件)

切ない17.1%悲しい14.6%絶望的14.6%恐怖12.2%泣ける9.8%

  • じぇろにも

    3.0

    ネタバレ岡の上にたたずむおかね

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • nih********

    1.0

    清作が全く好きになれません

    別に俺が清作を好きになる必要は全くないんだけどさ。 戦争で名誉を上げて帰国し、村を活気づけるために鐘を高台に設えて、毎朝それを鳴らして村人を叩き起こす(ヒロイズムでそんなことをしている)清作という人間が映画のメインモチーフとして良いと思えなかった。 で、若尾文子と出会って関係を結ぶ過程も具体的に描かずに気づいたら若尾が惚れているという具合なので、「こんな奴の何がいいんだよ?」という問題がどうしても心に引っかかってしまう(そもそも田村高廣とか雷蔵とかが持つクソ真面目な佇まいが俺は好きじゃないんですが)。ちゃんと具体的にどこがどう好きになっていくのかは芝居にするべきです。 新藤兼人の脚本っていつもこの手の雑さで引っかかってる印象。師匠の木下恵介譲りの荒いドラマなんだよな。 あと、二人の恋に対する障壁を若尾がかつて妾をしていたことと設定してあるけど別にそれはそんなに大した障壁として機能しない。 セッティングが気に入ってないので、清作の目は片目だけ突いたんじゃダメだったのかしら?というような意地の悪いツッコミが浮かんでしまう。 頭の弱い親戚っていうキャラは必要ですか?と(新藤兼人っぽくてこういうのも嫌い)。 あとさ、こういうストーリーって最後には若尾文子が負けなきゃダメだと思う。目を潰して清作の愛を得ることが出来たと思った瞬間に、何かに足元を救われて全てを失うとすべき。 ラストの二人の会話も説教臭くて俺は嫌い。増村は根本的に新藤兼人とは合わないと思うんだけど何本も一緒にやってるんだよな(『華岡青洲の妻』なんて傑作もあるけれど)。

  • pip********

    4.0

    増村&若尾の真骨頂。

    これこそ、増村保造&若尾文子コンビの真骨頂でしょう。 「妻は告白する」に匹敵する若尾のキレっぷりに託した、増村ならではの力強い(かつ少し狂っている)メッセージ。個人の赤裸々な欲望や願望は日本的情緒や秩序を超越し、その主体性の確立こそが今後の日本映画が目指すべきものなのだ、という彼の主張を明確に具体化した物語です。(脚本は新藤兼人)これに較べたら、大島の「飼育」や今村の「神々の深き欲望」は結局その「日本的ムラ社会の秩序」に敗北してゆくお話なのだから。なんか違うかもしれんが、とにかくこれ、傑作です。

  • kps********

    3.0

    村八分の娘

    『でんきくらげ』が面白かったということで続けて増村作品を視聴! 面白いんですが、この作品は完全に文芸作品と言える映画なので、『でんきくらげ』で感じた娯楽性や設定・ストーリーの面白さは全て裏目に出た感じでした。 他のレビュアーの方で芸術してないとのレビューがありますが、これは芸術したほうがいいなあと思える作品でした。 シンプルに村社会の特殊性に、模範兵としての仮面性・戦争への皮肉等を丁寧に描いた上で、お兼の愛を描くという内容でいいと思うんですが、監督お得意?の下衆い人間描写がイチイチ鼻に付くというかしつこいんで、内容は素晴らしく濃いのに陳腐に響くという感じに映りました。 ラストの清作とお兼のやりとりも、イチイチ全部説明してしまわなくていいと思うんですよね。 まあ芸術映画なら、説明せずに響かせたほうがいいと思います。 娯楽よりだから全部説明してしまうんですかね? 作品の方向性としては娯楽で纏まる映画ではないと思うので、如何なものかな?と思ってしまいました。 あと、お兼が清作を傷つけるのが一瞬で読めるのもマイナスですかね。 娯楽でも芸術でもやっぱ先が読めると萎えますよね。 というような感想ですが、★3つにしておきます。

  • aap********

    5.0

    知らない邦画の世界観

    戦争という大きな社会問題から様々な映画が作られていますが、このような切り込み方があるのか…と思い知らされました。自由を奪われる事を知らない私に衝撃を与えた恋愛映画でもあるかと思います。(恋愛映画という表現はしっくりきませんが)邦画に関して今まで壁がありましたが、それを払拭してくれる作品力のある衝撃的な一本です。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
清作の妻

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル