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主水之介三番勝負 (1965)

監督
山内鉄也
  • みたいムービー 2
  • みたログ 4

5.00 / 評価:3件

チャキーン!

  • bakeneko さん
  • 2010年10月25日 9時36分
  • 閲覧数 389
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

大川橋蔵主演の“○○勝負”ものの一遍ですが、敵役の近衛十四郎の超絶な殺陣によって迫真性に満ちた引き締まった“対決もの”となったチャンバラ映画の佳作であります。

え~、男の子は“必殺技”が大好きであります。
幼少期の“スペシューム光線”“ライダーキック”から始まって、中坊期の“波動法”、“秘奥技○○拳”“大リーグボール”、“二段投げ”そして老年の“”葵の印籠“まで、”“お決まりの決め技“にカタルシスを感じるのであります。
そして、この“必殺技好き”から派生した物語パターンに、“秘技崩し対決”ものがあります。つまり、“主人公が敵役の技をどう破るか?”が焦点となるストーリー展開であります。
スポーツならば“魔球をどう打つか?”
SF&ホラーならば“エイリアンやモンスターをどう倒すか?”
が物語の核になっていて、観客は頭を巡らせながら物語を鑑賞して、最後に示される解答に感心したり呆れたりするのであります。
時代劇は忍法帖や剣劇等に特に“必殺技”を書き込み易いジャンルですので多くのポピュラーな技が直ぐに頭に浮かびます。
円月殺法、諸刃柳正眼崩し、逆抜き不意打ち斬り、霞切り、座禅ころがし(わっとっと!)...
ただ、多くの技が実現不可能&実用性があるとは限らず、特撮やよく分からない殺陣になんだか狐につままれた様な気分になることも多々あります。
本作の必殺技“龍尾の剣”は実際に剣道の達人である近衛十四郎の超人的なテクニックによって説得性のあるものとなっています(実際の技は御自分で御確かめ下さい)。そして技の出る前に峯を返す音が響くのも、観客に“今から技が出ますよ~”と宣言して緊迫感を煽ります。そして、最後の対決も技術的に説得性のあるものなので、観客は“この技をどう破るのか?”の解答を楽しむことが出来るのであります。
もちろん最後にはめでたし々となる東映時代劇なのですが、凄みのある技によって正に“切れ味の良い”作品となっていますし、脇の天地茂の暗めの演技や里見浩太郎も頑張ってこの対決の物語を盛り上げています。

“チャンバラ対決もの”が大好きな方にお薦めの超絶技巧剣劇であります。



ねたばれ?
必殺技も凄いですが、(既婚者が観て)本当に怖いのはネチネチと夫をいたぶるヒロインであります。

詳細評価

物語
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