ここから本文です

けものみち (1965)

監督
須川栄三
  • みたいムービー 3
  • みたログ 33

3.89 / 評価:18件

小悪魔眉毛の池内淳子♡

  • bakeneko さん
  • 2019年2月28日 11時49分
  • 閲覧数 465
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

「週刊新潮」(1962年1月8日号 - 1963年12月30日号)に連載された松本清張の同名サスペンス社会劇の映画化作品で、当事は自明だったモデルとなった人物の経歴と戦後社会を牛耳っていることへの告発がセンセーションを巻き起こした映画であります。

推理小説の大御所:松本清張が、ピカレスク・推理サスペンス「わるいやつら」の次に発表した作品で、太平洋戦争の頃から中国大陸で暗躍していた勢力が戦後の日本でもフィクサーとして国を操っている欲望の行動原理を、愛人として囲われてゆく一人の女性の体験を核として暴露してゆきます(推理&謎解きはありません)。
割烹旅館・芳仙閣で住み込みの女中をしていた民子(池内淳子)は、客として訪れていたニュー・ローヤル・ホテルの支配人・小滝(池部良)により実入りの良い仕事を提案され、その際に柵となる病気の夫(森塚敏)を事故に見せかけて焼殺する。小滝に付いて行った民子は弁護士・秦野(伊藤雄之助)を紹介され、その伝手で政界のフィクサーである鬼頭(小沢栄太郎)の囲われ愛人となるが、彼女が眼にしたのは戦前戦後を支配する闇の勢力の姿だった…というお話で、政界、財界、官僚、警察、マスコミ、やくざ(暴力団)≒右翼団体
の総てを操ることができる日本の黒い人脈を描いて震撼させると共に、彼らの欲望の歪みと醜悪さも活写してゆきます。
登場人物が全員悪者もしくは闇権力の下僕というクライムサスペンスで、小悪魔風の眉毛も艶やかな池内淳子を始めとして、池部良、小沢栄太郎、小林桂樹、伊藤雄之助、土屋嘉男、小松方正…らが、様々なタイプの悪人?を演じていますし、実働体として汚れ仕事に手を下す&犬まで苛める若衆に、翌年ウルトラマンで善玉役に恵まれる前の黒部進、前任の愛人役の(ローレン・バコールやキャサリン・ヘップバーンの声優として有名な)大塚道子の怪演も怖いですよ~。
当事の人には、登場人物である闇のフィクサーたちと実在する人物として直ぐに思い浮かんだ-“社会派サスペンス”で、ヤクザと右翼団体の関係や、戦時中の大陸での軍閥と攣るんだ蓄財、戦後の戦犯達の復帰と暗躍…と、“ここまで言っちゃって大丈夫かなあ~”と心配になってきますよ!(映画と違って、当事は勢力の絶頂期でした)。

ねたばれ?
真上から見た池内淳子の入浴シーンのヌードのダブルを勤めたナイスバディは誰?

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 悲しい
  • スペクタクル
  • ゴージャス
  • 不思議
  • パニック
  • 不気味
  • 恐怖
  • 勇敢
  • 知的
  • 絶望的
  • 切ない
  • セクシー
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ