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007/ドクター・ノオ

pai********

5.0

ボンドの登場シーンだけでも観る価値がある

「ボンド、ジェームズ・ボンド」 くわえタバコでクールな目付きをしながら名乗るジェームズ・ボンドの初登場シーン。 とても格好よく印象的なシーンで、ただ名乗っているだけなのにAFIのアメリカ映画名言ランキングで何と22位に選出されている。 ここで流れるテーマ曲にも痺れる。 台詞の他、帽子かけ目掛けて帽子を投げる有名なシーンを始め、ショーン・コネリーの所作の一つ一つがいちいち格好良くて、何より凄まじい男の色香が感じられる。 また、ボンドガールの登場シーンも健康的な色気があって良い。 後半のB級特撮シーンは微妙と言わざるを得ないし、ストーリーも特筆することはない。 しかし、ただのアクション映画ではないお洒落な演出の数々、最高のテーマ曲、オープニングの完成度の高さ、ショーン・コネリーの所作やスコットランド訛りの喋り(ショーン・コネリーはスコットランド人の誇りが強く、方言を絶対に矯正しなかったため、ジェームズ・ボンドにスコットランド出身という設定が付け加えられた)は観る人を惹き付ける圧倒的魅力がある。 ゴールドフィンガー以降のいわゆるボンドカーとか秘密兵器の類いは一切出てきませんが、むしろそれが硬派な感じで私は好きです。 007は、本作とロシアより愛を込めてがおすすめです。

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