明治侠客伝 三代目襲名
作品レビュー(9件)
- okk********
5.0点
見終わった後、誰かと語りたくなる一本。 特に例の桃渡しシーンまでの前半はキレッキレで映像も完璧。 冒頭に拓ぼんがいるのも嬉しい。 オイシイ役どころの藤山寛美は持ち味全開。 写真でしか見られなかった明石組での親分ぶりを彷彿させる丹波哲郎。 もっといいダンナをゲット出来るだろうと思わずにいられないほど 美しすぎる藤純子。 ・・・止まりませんね。
- kin********
4.0点
ネタバレ単純明快
このレビューにはネタバレが含まれています。 - rec********
5.0点
自身の人生に厳しい選択を迫るのは主役だけではなく、時として観てしまった我々にも課せられることさえあります。 まずは皆様に問いたい。 一本の映画を介して一人の友人との10数年以上にも亘る友情を決壊させた経験はおありか? 私はあります。その映画は「明治侠客伝 三代目襲名」 この作品を全面否定する友人О氏の意見を私は完膚なきまでに論破した。О氏の人格までに言及したかもしれない。 その代償として彼との友情に終止符が打たれた。6年前のことです。 私はその翌年の年賀状に自分の非礼を詫びて送りましたが返事は返ってきませんでした。 「明治侠客伝 三代目襲名」を支持した事自体後悔してません。この作品のおかげで私はその後100本以上のマキノ映画と本気で向き合えたのですから。 この夏の初めО氏の奥様から彼の訃報の手紙が届きました。食道がんだったそうです。享年49歳という若さ。気持ちの整理がようやくついてきた今やっとこの作品について語る事ができました。 この拙文をО氏に捧ぐ
- goo********
4.0点
1965年の作品。 1963年の鶴田浩二の『人生劇場 飛車角』が任侠路線の走りとすると初期の頃の一本ということになる。この年に『網走番外地』が始まってる。 耐えに耐えるが最後に堪忍袋の緒が切れ殴り込みというパターンはもう完成している。歌もちゃんと入る。鶴田浩二の歌は甘すぎてあわないけど・・・。 ただまだ耐えるプロセスがシンプルだったり、警察が張っているので貨物列車に乗り込み窓から飛び込むというアクションチックなところやおっかけシーンが長かったりする。 まだ殺陣などは完成されていないようだ。 藤純子との逢引のシーンがひたすら美しい。これは鶴田浩二ならではの絵ですね。藤純子がぽっちゃりしてるのが初々しい。 加藤泰監督ということでひたすらローアングルなのがおかしい。乱闘シーンも足しか写ってなかったりする。それが独特の視点、美学を表現しているが後年のほうが完成されている。 任侠映画初期ということで完成度はイマイチなんだけど、色々な思いを込められて楽しめる。
- s19********
4.0点
ネタバレ期待してたほどではなかった
このレビューにはネタバレが含まれています。
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