明治侠客伝 三代目襲名
4.3

/ 17

53%
35%
6%
0%
6%
作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(9件)


  • okk********

    5.0

    楽しい楽しい

    見終わった後、誰かと語りたくなる一本。 特に例の桃渡しシーンまでの前半はキレッキレで映像も完璧。 冒頭に拓ぼんがいるのも嬉しい。 オイシイ役どころの藤山寛美は持ち味全開。 写真でしか見られなかった明石組での親分ぶりを彷彿させる丹波哲郎。 もっといいダンナをゲット出来るだろうと思わずにいられないほど 美しすぎる藤純子。 ・・・止まりませんね。

  • kin********

    4.0

    ネタバレ単純明快

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • rec********

    5.0

    自分の人生にひとつの選択を課せられた一本

    自身の人生に厳しい選択を迫るのは主役だけではなく、時として観てしまった我々にも課せられることさえあります。 まずは皆様に問いたい。 一本の映画を介して一人の友人との10数年以上にも亘る友情を決壊させた経験はおありか? 私はあります。その映画は「明治侠客伝 三代目襲名」 この作品を全面否定する友人О氏の意見を私は完膚なきまでに論破した。О氏の人格までに言及したかもしれない。 その代償として彼との友情に終止符が打たれた。6年前のことです。 私はその翌年の年賀状に自分の非礼を詫びて送りましたが返事は返ってきませんでした。 「明治侠客伝 三代目襲名」を支持した事自体後悔してません。この作品のおかげで私はその後100本以上のマキノ映画と本気で向き合えたのですから。 この夏の初めО氏の奥様から彼の訃報の手紙が届きました。食道がんだったそうです。享年49歳という若さ。気持ちの整理がようやくついてきた今やっとこの作品について語る事ができました。 この拙文をО氏に捧ぐ

  • goo********

    4.0

    色々な思いを込められて楽しめる

    1965年の作品。 1963年の鶴田浩二の『人生劇場 飛車角』が任侠路線の走りとすると初期の頃の一本ということになる。この年に『網走番外地』が始まってる。 耐えに耐えるが最後に堪忍袋の緒が切れ殴り込みというパターンはもう完成している。歌もちゃんと入る。鶴田浩二の歌は甘すぎてあわないけど・・・。 ただまだ耐えるプロセスがシンプルだったり、警察が張っているので貨物列車に乗り込み窓から飛び込むというアクションチックなところやおっかけシーンが長かったりする。 まだ殺陣などは完成されていないようだ。 藤純子との逢引のシーンがひたすら美しい。これは鶴田浩二ならではの絵ですね。藤純子がぽっちゃりしてるのが初々しい。 加藤泰監督ということでひたすらローアングルなのがおかしい。乱闘シーンも足しか写ってなかったりする。それが独特の視点、美学を表現しているが後年のほうが完成されている。 任侠映画初期ということで完成度はイマイチなんだけど、色々な思いを込められて楽しめる。

  • s19********

    4.0

    ネタバレ期待してたほどではなかった

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • mik********

    4.0

    実録より任侠

    やくざ映画はやっぱりこうでないと。 鶴田浩二さんは格好良すぎです。藤純子さん経歴に間違いなければ当時19歳、なんと艶っぽい。

  • ********

    5.0

    やくざの分裂と恋愛

    1965年。加藤泰監督。この手の任侠モノではずばぬけた傑作。祭りの際中に二代目が刺された大阪のやくざ&土木会社。世間知らずの息子ではなくやくざ渡世に通じた子分(鶴田浩二)が三代目を継ぐことに。土建業界の争いや娼婦への恋がからんで、すばらしい映画になっています。 父から息子への相続ではなく、分裂した相続で実利も人情も残そうという物語。もちろん邪魔が入るわけですけど、そのおかげで邪魔された鶴田浩二の堪忍袋の緒が切れる!一人で乗り込むラストの斬り合いは迫力こそありませんが、敵のやくざに身請けされてしまった娼婦(藤純子)とのメロメロな再会へとつながるのがたまりません。後の「お竜さん」もいいけれど、ぐにゃぐにゃしていて鶴田浩二に顔をなすりつけるように哀願する藤純子もいい。うなだれる藤純子。もうひとり忘れてはいけないのは、第三者でありながら巻き込まれる渡世人の藤山寛美。そして鶴田浩二の普段のたれ目と殴り込みの時に電車から顔出す時のりりしさ。 鶴田浩二と藤純子の恋の場面がとにかくすばらしい。やくざ世界のあれこれはつけたしに見えます。映画では直接映せないあれの場面を室内のすばやいカットでつなぐ典型的な隠喩的映像と、二代目の死に目に会えないという物語の隠喩的語りを重ねるところも貫禄があります。すばらしい映画。

  • yqy********

    5.0

    新宿昭和館最後の上映作品

    である。ただし私の昭和館のお別れは1週前の「仁義なき戦い(第1作)」「やくざ刑事 恐怖の毒ガス」。若い女性客がやたらに多く異様な感じがした。 やくざ映画は男臭いコヤで鑑賞しなけりゃ趣き半減。 都内で頑張る浅草名画座を若き映画ファンにもっと応援してもらいたい。 東映の△マークのオープニングに、BGMを使わず犬吠埼の生録音から始まる加藤泰ワールド。 ローアングル多用のシネスコ画面に余白はない。 ワンカット毎、美しい絵画を観ているよう。 汐路章、安部徹の熱演光る。 大木実演じる土建屋が少し欲張りすぎた脚本にちょっと疑問あるが、大東映屈指の傑作である。 (2009年3月7日 浅草名画座にて 同時鑑賞「用心棒市場」)

  • fna********

    4.0

    鶴田浩二のセクシー

    「お竜参上」と同時上映で、池袋の新文芸坐でみました。加藤泰監督特集上映だった。 やはりシネスコの画面で、ババーン!と東映マークから始まる、この映画の魅力は 加藤監督の独特な演出、カメラの構図の素晴らしさ、そして、鶴田浩二さんの男の魅力が 爆発するところだろう。 やくざ映画の美徳とされている部分、仁義を守り、耐えて耐えて耐えまくり、その後怒りが 大爆発するという、おきまりのパターンがここにもある。 しかしながら、映画俳優、鶴田浩二さんの魅力なしには、この映画は成立しなかっただろう。 当然、典型的なワル役がいて、そのワル役が憎ったらしいほど、耐える男を演じる鶴田浩二の 魅力は光る。だから、この手の映画が成功するためには、いかにワル役がしっかりと悪役を 演じきれるかによるのだと思う。その点、この映画では悪役は非常にいい味をだしている。 まだ、若い藤純子さんが、鶴田浩二に川縁で桃を渡す、夕暮れのシーンは映画史に残る名シーンだ。 「お竜参上」では、かつての美しい日本人女性の姿があったが、この映画では「お金」に毒されて いない、カッコいい日本人男性の姿があるように思えて仕方がない。 たかがヤクザ映画、されどヤクザ映画ではあるが。

1 ページ/1 ページ中