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夢は夜ひらく (1967)

監督
野口晴康
  • みたいムービー 4
  • みたログ 9

3.67 / 評価:3件

ドリフの夢は開かない

  • maxime_du_camp さん
  • 2015年3月15日 10時57分
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

園マリはマリ、山本陽子は陽子だが、高橋英樹は岬だし、渡哲也は片桐だ。陽子が赤いスポーツカーで颯爽と登場。アップと引きのカット割りが積重ねられて、なんというか本格的なのだ。この冒頭からしてヒットソングにあやかった歌謡映画というだけのものじゃないことが分かる。確かに音楽はふんだんに出てくる。布施明、奥村チヨなんかの援護射撃的出演もあるのだが、たとえばザ・ドリフターズの使い方なんか実に洒落ている。コメディアンとしての彼らの持ち味を活かした演出が生きている。ドリフが出てきて自らの演奏が始まったかと思えば、それは売れないバンドマンの必至の売り込み。加トちゃんの福島訛り。だが、店のオーナーはかかってきた電話の声が聞こえない、うるさいばかり。店で求めているジャンルではないのだ。しかし、店の歌い手はいなくなってしまった。そこで園マリの出番。陽子の売り込み、オーディションとテンポよい流れだ。園マリはおさない顔立ちを残しながらキュートでコケティッシュでもある。歌の巧さは申し分ない。だからOLとナイトクラブの歌手の二足わらじが似合うのだ。なんだか、『残念な夫』の中でピアノ弾きのアルバイトをバーでやっている女子高生の生田絵梨花を思い出した。名古屋章は高橋の持つ金を狙う悪党だ。高橋は死んだ先輩の妹であるマリに金を渡したいのだ。ふたりの様子を監視するのが、ご存知ザ・ドリフターズの面々。名古屋に雇われたのだ。山手線ゲームよろしくサインをリレーして大嘘な情報を届けるドジな役回りで大活躍だ。

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