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懲役十八年 (1967)

監督
加藤泰
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4.11 / 評価:9件

安藤昇東映第一作

  • maxime_du_camp さん
  • 2012年4月29日 15時40分
  • 閲覧数 706
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

近藤正臣といえば、『エロ事師たち』のデビューの印象が強い。近頃では、『龍馬伝』の土佐藩主役がベテランの存在感を際立たせてドラマに色を添えていた。つまるところ『龍馬伝』の成功は、近藤正臣と田中泯の演技にあったといっても過言ではあるまい。そこで、『懲役十八年』。出演作品としては三本目か。桜町弘子のグレた弟役で、安藤昇の主人公とは刑務所で出会う。刑務所の中でも異彩を放つ乱暴者なのだが、桜町の弟であることがわかると、安藤はその庇護にまわっていく。特攻隊の生き残りたちの生き様を描いた本作だが、遺族たちのためのマーケット建設に夢をかけて、刑務所に収監される安藤と一緒に鉄材を盗みに入った特攻隊仲間の小池朝雄が対照的な生き方を遂げていき、最後に決着をつけるところまでというドラマだ。小池は、マーケット予定の土地の権利を取り上げて利己的な事業に精を出すヤクザな実業家に転身。その傍に桜町は常にいて、小池の行状を見守りながら爪を噛んでいる。刑務所内にあった新聞で遺族会の代表が抗議の投身自殺を遂げたという記事を見て、安藤の怒りが爆発。小池は、刑務所内の安藤の暗殺を画策し、安藤は、怪我した体で脱走、小池との対決にもつれこむのだ。『男の顔は履歴書』と同じ、戦後の動乱期を舞台にした戦争の生き残りたちの興亡と人間模様を扱った作品。安藤昇東映作品主演第一作が加藤泰作品とは知らなかった。

詳細評価

物語
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