上意討ち 拝領妻始末
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(27件)


  • エル・オレンス

    5.0

    ネタバレ菊千代、三十郎に並ぶベストアクト!

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  • kin********

    5.0

    ネタバレベストワンの貫禄

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  • ind********

    5.0

    素晴らしい、の一言

    まず、画がいい。空気を描こうとする抜群のロケーション力、画に切り取るカメラワーク、カメラの中でリアルに息づかんとする役者陣、抜かりなく生活を描かんとする小道具・大道具。 「怪談」で唸らされた、あの緊迫感が、必ず始まるであろう壮絶な殺陣を予感させながら、キンキンとこちらの視線をとらえて離さない。 おもわず、ああっとため息を漏らすほどの、黒白の美しさ。 50年以上前の作品と思われない、語られる物語も、一強独裁のような現在の政治情勢の不条理、権力者の身勝手を予言するかのように描かれ、そして抗議し、しかし、強権力の前には敗れ平伏さなければならない、主権者でありながら弱い国民の悲哀までも・・・。これが、50年前の作品か?と疑いたくなります。 日本映画はいったい何を失ったのか?その答えのすべてがこの作品に凝縮されているような。 この作品を観ては、しばらくは新作日本映画を観る妥協は持てなくなるかもしれません。 小林監督作品を、探しつつ、もう少し鑑賞させていただきたくなりました。 ほんとうにおすすめの1作です。

  • 細野悠司

    5.0

    凄まじい。

    刀で斬るシーンが、これほどリアリティーをもって感じられる時代劇はあまり観た事がない。殺陣の前の、敵を待つ緊張感が生々しくて、本当に武士の生き様を、ドキュメンタリーで観ているかのよう。 三船敏郎演じる主人公が、不条理に耐えて耐えて耐え忍び、最期怒りを爆発させる様は、実際に小林正樹監督の撮影の方法に憤りを感じていたらしく、本物の怒りがあり、圧倒的なカタルシスがある。 主人公がどうしようもない悲劇の渦中にあるが、死地に赴く中で、生涯、最も生きた実感がするというのは、武士として、皮肉以外のなにものでもない。

  • 福岡民度向上委員会

    4.0

    凄い

    現代社会にも通じる 男の本懐とは信念を貫き通すこと。 身震いするほどかっこよかった父伊三郎。 だが、息子夫婦二人とも死んでしまったのが残念。 笹原家の親族が集まり笹原家の方針、妻をお上に返すかどうかを協議し、いちが拒否し、さすがに無理な話だが、そこで、伊三郎が夫婦として添い遂げること誓えと迫ったシーンは鬼気迫る父の意地があった。 しかし、死んでしまっては元も子もない。 勝ち目のない戦に挑むのは無理がある。 落としどころとして勝算はあったのだろうか。。 途中まで現代社会とも通じるリアルさがあったのだが、最後はうまい落としどころに落ち着いてほしかった… そのため、☆4つ。

  • rec********

    2.0

    相性悪い小林正樹ですが・・・

    「切腹」と同じく小林正樹監督 橋本忍脚本 武満徹音楽。 まあ申し分ない顔ぶれですね。 「切腹」同様映画学校の教材として使用されても差し支えない秀作です。 実は私「切腹」の木刀切腹シーンで小林正樹の悪趣味に辟易。 それ以来小林正樹という監督の作る映画にどうも拒絶反応が起きて困っております。 ずいぶん昔松竹シナリオ研究所の川邉一外さんが構成の解析の教材として「切腹」を取り上げ「小林正樹さんはとにかくしつこい。ここまで見せられたらさすがにヘドが出そう」と仰ってました。

  • yam********

    3.0

    観てるこちらは置いて行かれてしまう

    三船敏郎、野獣のような生命力。押して暴れて吠えまくる芝居。疲れる。そこに引きの役者仲代達也が要る。発声、視線、おどろおどろしく画面が締まる。 筋としては何とも締まらない。三船俊郎が息子夫婦の愛に感動して家名断絶を決心するなど。 嫁も、死に時を間違えた。親戚一同の前で絶対に添い遂げると宣言した後に自害していたら他の誰も死なずに済んだのだ。 残念な映画である。 断腸の、という台詞はあるが、観てるこちらは置いて行かれてしまう。

  • cre********

    5.0

    素晴らしいのひとこと

    間違いなく日本映画傑作中の傑作。 プロットの良さ、演出の冴え。 やはり、小林正樹はいいですねぇ。 この骨太の無骨さ、昨今の日本映画にはあまりないなぁ。 ミーハー受けしないものね。

  • じぇろにも

    3.0

    ネタバレ藁人形で試し切り

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  • pop********

    2.0

    ネタバレ無題

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  • tos********

    4.0

    生き様死に様

     実話をもとにしています。原作と他の映像作品は観ていませんが、有名なタイトルは知っていました。嫁を人と思わぬ藩主の横暴に、敢然と立ち向かった家臣が、江戸時代にいたことに驚きました。生き様=死に様を見つけた主人公の痛快で悲しい物語です。黒澤明じゃない、時代劇の三船敏郎をあまり観たことがありませんが、これは良かった。

  • kih********

    3.0

    これも会津藩?

    三船 対 仲代の斬り合いはすでに『椿三十郎』で派手にやっており、あれから5年後、この二人がどのように討ち合うか、何をどうやっても二番煎じにしか映るまいと思ってみた。 別段何ということもなかった。『椿…』が良かったというのでもないし、逆でもない。剣の道に通じている訳でもない自分には、そもそも鑑賞(観戦?)の能力もない。 時代劇の凡そ有名なものについては一通りみたような気がしているが、このジャンルもそろそろネタ切れのようだ。本作の場合は、派手なアクション劇としての時代劇よりも、クールな社会派調の映画として仕立てたいように見える。 封建社会に社会正義を見出そうとするにはかなりの無理がある。現代感覚の正義は通らないことが分かり切っているからだ。痛快にやろうとすれば漫画チックになる。淡々とやろうとすれば間延びして、結局は本作のように正義が抹殺されてしまう。 これだけの個性派・実力派の俳優をキャスティングすれば、すでにある個性イメージに乗っかるか、あるいは打ち破るか、見どころはそういう所に行ってしまう。殺陣が入る場合には、見どころはその演出と演技に行ってしまう。いずれにも新鮮さが欲しかろうけど、もう新しいアイデアも出尽くしたのではないかな。 そう、本作の場合、三船 対 仲代、どっちが勝った? 申し訳ないけど、よく見てなかったというか、印象に残ってないんだな。いやぁ、申し訳ない。他のことを考えてたもんでね。というのは、なんでこの話が会津藩なんだ?ってこと。幕末・戊辰でお気の毒の限りだったが、それ以前にも、何かとよく会津が出てくるのはどうしてなんだろう。そういう時代劇作らないかな。

  • kor********

    5.0

    ネタバレあえて言う、私は愚図な人間だ

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  • ann********

    5.0

    仕方が無いかも

    藩主の側室を妻として与えられ、 その後事情が変わり、藩主から返せと命が下る。 産んだ子供が世継ぎとなってしまった事情だから もう抵抗しても仕方が無いんじゃないかと思ってしまった。 武家の筋目を通すためだけに理不尽なやり方には 納得がいかないのは分かるが、 ボスが言うのだから従うしかないわけで。 それで家が取りつぶししなければならない危機が迫ったり、 命まで落としてしまうのは・・・。 世の中には理不尽な人が多いので、 今のサラリーマンを見ているようでなんだか悲しくなった。

  • Chiaki3

    5.0

    ネタバレ「愛」がテーマです

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  • hid********

    3.0

    あっさり風味

    小林正樹のサラリーマン時代劇の第2作。「切腹」に比べるとあっさりとした出来ばえ。 敵側が、司陽子をわざわざ決戦の場に連れてくる展開なんか、脚本の穴のような気がする。 破滅に瀕してまっしぐらに突き進んでいくのに、ワクワクしているキャラクターは三舟ならではなんだろうねえ。

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ司葉子大暴れ!

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  • tan********

    4.0

    「切腹」と比べて…

    三船プロの製作という事もあり、分かりやすく、あっさりしてました。 「三船」を見せる!って感じ… 「切腹」は、勅使河原の書、武満の音楽と、こってりしてましたけどね… 同じ監督でも、こうも変わるとは思いませんでした。 希望としては「安部一族」みたく、一族朗党で、藩に楯突いて欲しかった。 手堅くまとまった作品と言えるでしょうね!

  • sin********

    4.0

    武家社会の不条理?

    と思いながら観ていたのだが、なんのなんの充分現代にも通用する。 日本で最も高貴な家系の女性が、子作りマシンのような扱いを受ける現状や、企業が存続の危機に直面すれば、いとも簡単に個人を切り捨てる現実を見るにつけ、かたちは変わっても現代に通じるものがある。 最後、三船さんが強すぎてややシラけるが。

  • Myonmyon

    5.0

    三船、仲代が小林で競演。

    三船敏郎と仲代達矢が小林映画で競演。三船の動の殺気迫る演技、仲代の静の殺気迫る演技、無論それだけではなく、小林監督の硬質な絞まったモノトーンと、構図、シャープで、リアルな演出、武満徹の音楽、物凄い映画です。とにかく物凄い緊迫感で胃が痛くなるほど、武家社会の不条理とそれに立ち向かう真の武士。同監督の作品「切腹」もそうですが、本当に切れ味が鋭く、どんどん引き込まれていってしまいます。時代劇では特に、黒澤と小林、日本が生んだ天才に感謝いたします。ありがとうございました。

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