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上意討ち 拝領妻始末 (1967)

監督
小林正樹
  • みたいムービー 23
  • みたログ 168

3.91 / 評価:79件

ベストワンの貫禄

  • kin***** さん
  • 2019年7月10日 8時33分
  • 閲覧数 292
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

池袋文芸坐キネ旬ベストワン特集で鑑賞。「切腹」の成功を受け、スタッフ・キャストの多くを引き継いでいるが、カメラマンの変更は失敗だったかもしれない。映像のつなぎがどこかかったるい。ワンカットワンカットは決まってるんだけど。監督との相性ではないだろうか。

 物語では拝領妻が家老宅に入ってしまったあと、息子加藤剛が絶対に認めないと頑張るのに、父三船が「それは葬い済んでの医者話だ」と諭すシーンがよく分からなかった。あとになってこれは使者になって来た山形勲を欺くためと分かるのだが、そこがスッキリしない気がする。

 また「明日は亥の子祭りか」なんてやりとりのあるホッとするシーンでも、芝居が重いのはどうなのか。もう少し演技に変化があっても良かった。

 気になった点はそれくらい。二転三転するストーリー、登場人物たちそれぞれの立場に適った行動から目が離せない。

 父三船が「俺がこれほど意地になるのは、お前たちの姿に本当の愛を見たからだ」という意味のセリフを言うシーンは、三船の武骨な演技と相まって、見応え十分。武満徹の音楽はいつもながら圧倒的。名作の貫禄十分の作品です。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

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  • ロマンチック
  • 絶望的
  • 切ない
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