十一人の侍
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(9件)


  • kin********

    4.0

    ネタバレ集団時代劇の佳品

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • ind********

    3.0

    かなりひねりを利かせた集団武闘劇

    往年の時代劇ファンならお馴染み「十三人の刺客」「大殺陣」などの集団武闘劇の工藤監督の、この流れの作品としては最後の作品でしょうか。 これまでも集団武闘劇にひねりをきかせ妻との心情劇を加えたりと、工夫を凝らした分、メインの集団武闘が少し後回しになってしまった感はありますが、そのままいったら「ようしここで激突だ」と観ているこちらの裏をかくような展開で、結論は見えつつも、「おっ!」と楽しませてくれました。 11人を揃えながらそれぞれの個性の際だて方が「十三人の刺客」に比べ不足してた感も。 「十三人の刺客」に比べ、激突は小ぶりですが、「反骨精神」は最後の最後の水野忠邦の策謀で「反権力」を強く打ち出せているように思えます。 悪役一辺倒の南原宏次の役回りが、「もしかして、ほんとうのところは」などという不安定な思惑を誘い、展開していくところうまいキャスティングも見えます。 「〇〇人の侍」モノを楽しんでいらっしゃる皆様にはおすすめです。 この頃の役者さんは、本当に命がけで演じていたんだなあ、と感心します。こういう熱意がリアリティを生み出していたんですねえ、楽しい楽しひと時でございました。 ああ、モノクロって本当にいいですね、きれいだなあ。

  • yam********

    3.0

    主役は勿論、スガカン!、I love 、スガカン!

    主役はもちろん、スガカン! 「将軍の弟」といえば、スガカン! 映画は悪役によって輝きを増す! 本作はスガカンを愛でるための映画といっても過言ではない… 残虐さと、そこはかとないコミカルさを併せ持つ、稀有な俳優、スガカン! I love 、スガカン!

  • bakeneko

    5.0

    ネタバレ特攻はゴジラのテーマ♪に乗って

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • すけきよ

    3.0

    ネタバレ馬の蹄の音の妙

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • syu********

    5.0

    東映時代劇の終焉を飾るに相応しい作品群

    『十三人の刺客』や『大殺陣』など、集団アクション時代劇というジャンルを編み出した工藤栄一監督によるショッキングな時代劇巨編。天保十年、舞台。 日光街道の山間の宿場町で「大暗殺計画=皆殺し作戦」が目を覆うほどの残酷さをもって展開! 組織のために命を捨てなければならない武士の悲哀と本質が巧みに描かれています。同監督の佳作『十三人の刺客』の自己模倣だが、前作に負けてないと思う。集団抗争のハードボイルドさが、増している面も感じられる。 ストーリーはハード・ボイルドな忠臣蔵という感じで、メチャクチャ斬新などということは全くないが、武士社会の切なさや政治の世界のやるせなさをにじませる台詞が時々入り、物語の奥行きを感じさせる。 映像には、全く文句のつけようがない。完璧。白眉は森の中で待ち伏せるシーンだ。露光オーバーなぐらいの陽の光の中、ロングで騎馬が登場するカットとのクロスカッティング。『十三人の刺客』での朝靄の中の騎馬登場カットを想起させる。

  • yan********

    4.0

    サラリーマン残酷物語

    モノクロの時代劇もなかなかいい感じ。  タイトルがいかにも「七人の侍」のパクリ的な感じだが、 内容はまったく別物で、将軍家直系の領主の理不尽な所業に よってお家取り潰しの危機に瀕したある藩の攻防の有様を 描いている。 将軍家の審判に一喜一憂し翻弄される藩家老の苦悩、 刺客となった夫を思い慕う武士の妻の健気さと愛おしさ、 いかに不肖の殿様であっても、仕える身として忠誠を尽くし 刺客と対峙する家老etc・・・。 いやはやこれはもろサラリーマンの立て社会の縮図のような ドラマ。 一大企業の傘下にある子会社群。その中のひとつの会社に 社長血統の御曹司が社長職についているが、これがすこぶる 出来が悪いときた。 親会社に認めてもらうために別の子会社に大損失を与えて しまうようなことをしでかすが、社長血統であるがために 誰もそれをとがめることも出来ず、逆に被害を被った子会社 の方を斬り捨てようとする。 これは許せぬとばかりに親会社に直訴をするが、のらり くらりと埒があかない。 どうにも納得が出来ない社員たちは決起して抗議集会 もどきの行動を起こすのだが・・・といった感じ。 時代は違えど、権力の仕組みに変わりはなく、長いものには 巻かれろ主義はいつの世もサラリ-マンの生きる道という ことが実感できる。 宿敵でありながら、その憎き殿を様づけで呼ぶ武士社会の 悲しい慣習があわれさを誘う。 襲撃のための機会を狙う刺客となった藩士たちの一触即発の シチュエーションが非常にスリリングに描かれていて、目が 離せない。 そして、クライマックスの大立ち回りもダイナミック。 雨の中、泥まみれになりながらの殺し合いは「七人の侍」を 彷彿させるほどに迫力がある。 ♪サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ♪みたいな唄が 流行った頃のちょっと後の時代劇。 これを現代劇に置き換えてみる限りでは、とても宮仕えは 気楽なものではない。 それにしても、あんな可愛くてきれいな嫁さんを残して単身 赴任なんて・・・・悲しすぎる。 嗚呼、無念、今宵も抱くは、掛け布団。

  • jac********

    3.0

    七人の侍の亜流ではありません

    十三人の刺客のシリーズのようです。 忠臣蔵の要素を入れてはいるもののほとんど十三人の刺客です。 同じ工藤監督です。 (私はリメイク版しか観ていませんが) 音楽が伊福部昭ということで冒頭の音楽がゴジラに似ています。 意外と殺陣や立ち回りというものが大した事ありません。 昔の方が良いイメージがあるのですが、やたらと刀を振り回す侍が多く、何だか美しさはありません。 美しいのは若き夏八木勲です。 浮世絵から飛び出してきたかのような顔です。 原田芳雄が亡くなってしまいましたが、この映画を観ても既に大友柳太朗無く、西村晃無く、佐藤慶も無い。 自分が中高年になって実感を持って分った事がある。 長く生きるということは自分の周囲の人間や知人(俳優も知人として扱うが)が死んで行くということなんだな。 そうやって時代は移って行くんだな。 勿論、自分が大人になってから知ってご贔屓にしている若い俳優はたくさん居て、それはそれで良い。 しかし、自分が子供の頃から知っているスター、俳優達がひとり、またひとりと亡くなって行くのは寂しくて仕方が無い。 気がつけば石立鉄男も緒形拳ももう居ない。

  • いやよセブン

    4.0

    時代劇は理不尽の美学

    主君を乱心者の隣の藩主に殺され、この藩主が将軍の弟だったため、公儀は事件を無視、逆に殺された藩に圧力をかける。 勿論、君臣たちも黙ってはおらず、乱心藩主の暗殺を謀る。 忠臣蔵の要素を取り入れ、忠義を尽くそうとする武士たちとその家族、太平の世を維持しようとする幕府の幹部たちが時代劇の王道ストーリーで面白く語られる。

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