忍びの卍
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)

セクシー18.2%笑える18.2%悲しい9.1%かっこいい9.1%不気味9.1%

  • mik********

    5.0

    東映ポルノ前夜

    エロチック時代劇、ただし女性の裸なんかを期待したら肩透かしです。 それはともかくこの映画は面白い。おふざけ、おバカながら本格時代劇の趣もあります。 主演の夏八木勲は「色恋も忍術」と女をだます嫌味な奴、それに比べて敵役ながら愛に殉じる桜町弘子の美しさが印象的です。 先にレビューされた方同様、私も新文芸坐で見てきました。今回、映画ファンのカンパによりニュープリントでの上映が実現したとのことです。 鈴木則文監督制覇を目指す者として、貴重な機会を与えていただき感謝に堪えません。

  • osu********

    5.0

    「卍党」ではありません(念のため)

    このレビュータイトルにピンと来る方は、 私と同輩以上か特撮ファンくらいかな? ま、本作とは関係ありませんので ピンと来ない人も来た人も流して下さい。 え~と、先週、この映画を新文芸坐で見たことは 映画館レビューで書きました。 で、ちょっと遅くなりましたが、作品レビューをいたします。 DVD化もされてなくて、 レビューは私で最初ですが、 そのまま後が続かない、ってことのないよう、 他の映画館でも再上映してもらいたいです。 それくらい面白かった。 のっけから大奥。 将軍家光が、跡継ぎを作ろうということで 夜の営みが始まります・・・ よくあるパターンです。 しかし、なぜか、天井に恋が・・・いや鯉が・・・ どういうことか? 誰かが、天井裏で鯉を撫でてまして 鯉のウロコがはがれていきます。 そしたら、将軍様の悲鳴が、 「ば化け物!」 家来らが駆けつけますと 何と、将軍様の営みの相手をしてた お方様の下半身にウロコがはえてます。 人魚というよりウロコ人間に! 気色悪い~ でもエロい~ のっけから、完全に掴みはOKです。 この奇怪なできごとは何だ? ということで 主人公、夏八木勲が家老に呼ばれ 事件の解明を命じられます。 主人公は、忍者に精通する浪人者みたい感じです。 将軍家の世継ぎに関する陰謀があるのでは? それに秘術を使う忍者たちが絡んでるのではないか。 主人公の活躍はいかに? という展開であります。 見所は、冒頭のウロコのように 奇想天外であり、エロチックな 忍法の数々であります。 男の魂が女性に乗り移る術をはじめ、 コロコロ転がるだけで女性を あっという間に裸にしてしまう技?や、 窮地にたつと急に味方を斬って、 血しぶきが出ます。 それを刀にあてます。刀が血で真っ赤になり、 その刀から、ぴゅーっと赤い光線が出て 敵を一撃するという恐ろしい?術もあります。 さらには、色恋も忍術だ、というセリフもあります。 で、これら忍法にはそれぞれネーミングがありまして、 その術が施されると共に、画面に根来忍法何々というふうに いちいち術の名前が出てきます。 (忘れてしまいましたが、いかにもという感じで笑えます) このような馬鹿らしい?エロい忍術。 最近でも”くノ一忍法もの”にあります。 露出度、刺激度は今の方が高いでしょう。 しかし、こちらの方が断然面白いのはなぜでしょう。 まずは、最近のもののように ショボイ作りではない点が挙げられます。 1968年といえば、東映も任侠ものが全盛であり、 時代劇は下火の頃です。 でも、全盛期の大掛かりなセットや豪華絢爛な衣装など 残っており、それら”本物”を使って、 お遊び的なことをやってるんです。 ロケ主体の今の物と違い、華麗な感じがするのです。 ただ、出演の人数は、全盛期の時代劇みたい訳に行かず、 少ないので、将軍家の大広間など そこに少人数しか居ないので、かえって広さが際立ちます。 あと、出演陣の魅力でしょう。 (私や同世代の方のみ、魅力的なのかもしれませんが・・・) 将軍家光には、当時のバカ殿といえばこの人という 菅貫太郎さん。その弟には山城新伍!その腹心に小松方正。 敵方忍者に遠藤辰雄、山本燐一。 味方側の女忍者には、「プレイガール」の 桑原幸子、真理明美。さらに、真理アンヌ(アンヌ隊員ではないよ。) 極めつけは”地獄大使”こと潮健児さん!! 潮さんは今回、味方役です。しかも最後まで死なない役。 ただでさえ強烈な個性なのに、今回は白塗りメイク!! 登場のたびに場内では爆笑が起こりました。 そうです。 面白かったもうひとつの要因は 劇場の大画面で見たからであり、 新文芸坐という環境で見たからでありましょう。 このような映画を楽しみに来てる方たちの集まりです。 突っ込み所も解っておられる皆さん。 忍術の名前が出る度に笑いがおき、 有り得ないことが起きるたびに笑いがおきます。 このように盛上がりを見せた中での鑑賞こそ 作品の面白さが数倍にも膨れ上がるのです。 もし、BSやCSで放送され、DVD化され、 家のテレビで独りで観てても、なるほど面白いとは 思うかもしれないが、それだけで終わって 後には残らないかもしれません。 皆さんの笑い声と共に、後まで印象が残るような 鑑賞体験ができたことが何よりでした。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
忍びの卍

上映時間
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製作国
日本

製作年度

公開日
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