博徒解散式
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(2件)


  • rec********

    3.0

    やはり鶴田は鶴田

    この日はちょうど斎藤耕一の『宿無(やどなし)』と同時に観て肌触りの異なるヤクザ映画の対比が出来て興味深い一日でした。鶴田は加藤泰の大傑作『明治俠客伝 三代目襲名』からそのまま抜け出したようなキャラ。深作演出は後の実録路線の母体でもありその中に旧い体質の鶴田キャラが一層切なく浮かび上がり印象的です。

  • どーもキューブ

    3.0

    深作監督ある企業解散

    1968年作、監督深作欣二、脚本神波史男(他一名)鶴田浩二の博徒シリーズ異色編といった印象。舞台は男のシノギが企業社会に移行した時制。かつて博徒や暴力でしのいだ臨港企業「岩崎組」。ムショから戻る鶴田は、すっかり暴力の無い堅気な仁義なき商売の長に親分から任命をうける。臨港の労働者には敵対する利権争う労働者が反目しあいながらも働いていた。そこで渡辺文雄率いる異分子な利権を狙う賢いトップ、訳ありで不埒な丹波、かつての鶴田の恋人、口の悪すぎる警察が絡んできます。いささか「敵対」する衝突加減がなんか「理屈」ぽい。そして鶴田の主役キャラの見えずらい視点、鶴田の怒りに感情移入が上手くできません。しかし、ラストのモンタージュが風変わりな印象で面白かったです。富田勲の全編ジャジィーな音楽も良い。鶴田を楯突く若造に曽根晴美、おかしな奴、まだ若い室田助演。珍しい鶴田アニィの絡みシーンあり。(菅原文太アニィに比べるとソフトめなカラミ)任侠映画を見ていくと本作のように日本の企業の成り立ちのような裏的逸話が知れたりするのも社会勉強になります。勿論フィクションですのですべて信用しているわけでわありませんが、。鶴田のラスト、警察でのキツイ一言必見。

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