佐藤允が頭痛薬を多量に噛み砕いてます。
- mal***** さん
- 2012年8月23日 15時55分
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- 総合評価
1968年に公開されたサスペンス映画です。
ライフルを所持し、殺人を繰り返す凶悪犯の手塚(佐藤允)と、彼を追いかける警察側との息詰まる攻防を描いた本作、クライマックスにおける野球場でその緊張感は頂点に達し、最後まで飽きることなく観られる仕上がりになっています。
面白いのは犯人の手塚が極度の頭痛もちで、ある特定の頭痛薬をいつも所持して、数分間ごとにその頭痛薬を多量に口に放り込み、ラムネ菓子のように(きっとラムネ菓子なんでしょうね)バリバリ噛み砕く姿がなかなかワイルドなんですが、よ~く考えれば?水なしでよくそんなに呑み込めるね?と変に笑えてしまいます。
途中、警察側の熱血漢ぶりが伝わりすぎる嫌いもありますが、事件の結末を暗闇で一瞬だけ見られる閃光で表現した演出などは、説明過多の最近の映画に比べれば、実に見事に表現されていると思います。
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