座頭市果し状
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(4件)


  • hir********

    5.0

    痛快娯楽時代劇ってのは、スカッとしなきゃ

    おはよウナギです・・・ぽぽぽぽ~~ん! 映画館レビューが、軒並み空白になってしまい、 改めて東日本の受けた被害の大きさに「愕然」としております。 ここ10年くらいで創られたシネコンでも、「計画停電」の痛手も重なって、 「再開」の見通しが、つかないのでしょう・・・・ まぁ、ココは、何も無理して頑張る必要は、ありません。 映画は、家で観る事だって、可能です。 とりあえず、お父さんの目標は、「エンジェル・ウォーズ」公開までは、 デマにも負けず、放射能にも負けず・・・・生き抜く事です!! 「座頭市果し状」1968年、大映映画ですな。 こんな時こそ、市っつあんを観てスカッ!としたい!! そんな思いを裏切る事なく、きっちり叶えてくれる、この映画。 痛快娯楽時代劇とは、コレですね・・・・流石!カツシン!解かっています! 俺達の世代ってゆうのは、 ガキの頃から、「ダーティーハリー」や「燃えよドラゴン」、「荒野の七人」なんかで 正義が必ず勝ち、悪が必ず滅びる「スカッ!とアクション」を観続けてきた。 思春期には、学校から帰ると、4時からの再放送にカブリついてたクチだ・・・ 「太陽にほえろ!」「大都会」「大追跡」「必殺」シリーズ、など、 当時の再放送ドラマは、スカッとアクションドラマばっかしだった・・・ だから、悪が無残に殺されない様なアクションは、 カタルシスの無い、「不完全燃焼」映画以外の、ナニモノでもなかった。 たとえベタと言われようが、「お約束」と言われようが、 娯楽映画は、痛快であって、ハッピーエンドでなきゃダメなのだ! 理屈じゃない、ガキの頃から植え付けられた「根っこ」なのだ! 市は、貧しい者達や、コツコツ真面目に働く者達の味方であり、 権力をカサにきて偉ぶる奴や、弱い者を泣かせる外道どもを、たたっ斬る。 それでいいのだ! 村の医者、志村喬は、やって来た患者の治療代を請求するどころか、 無料で看てやって、「野菜」まで土産に持たせたりする程の人物である。 こうした愚直なまでの「善人」を登場させたかと思うと、 その息子である待田京介は、父親に反撥し、無頼の刺客になり果てていたりする。 このあたりが、リアルで良い! 現実は「善人」であっても、いかんともし難いのだ。 悪徳やくざの親分、土方弘もイイが、 飛び道具を使う井上昭文、うす汚い小松方正、山本一郎らが、ガチでクズそのもの。 押し込みはやるわ、ゆきずりのカップルは気分で襲うは、 1968年作品と言う事で、明らかにマカロニの「影響」が見受けられます。 トクダワラの上まで追い詰められた市が見せる、ラストの「うっちゃり」こそが、 最高のカタルシスになってます。 リメイクの「座頭市」には、どれも、この「カタルシス」が無いんですよ。 「暴力」を否定するのなら、「娯楽時代劇」など撮らなきゃイイんです。 「13人の刺客」のリメイクが、大成功したのは、 圧倒的な「悪」そのもの、「稲垣吾郎」が、いたからこそ!なのです。

  • jig********

    3.0

    斬りたくなくとも斬らねばならぬ

    「秩父の里・・」とのセリフから どうやら舞台は埼玉のようですが、 埼玉らしい描写(わからないけど)は特にありません。 というか、四国に渡ったりと 市さん結構な行動派なんですね。 今回は敵の飛び道具が充実なのか、 投げ小刀やら銃が出てきます。 いつもは銃すら恐れぬ市でしたが、 今回は火縄銃じゃなかったようで、 敵の位置を把握できずに被弾し重症。 いままでにない大怪我でしかも最後は顔真っ青。 いかに過酷な戦いだったのかとなりますが、 敵が意外と弱くてむしろ手負いの市としては願ったり。 医者の男とその娘の家に世話になる市ですが、 彼らが物語と関係ないわけもなく、 実は家出息子がおりまして、 世話になった男の息子と市との関係、 世話になった男と市との関係、 ヤクザな世界というのは酷なもんだなぁと感じました。 世話してくれた男が市に 堅気になりなさいなと勧めたくらい市との関係が深まっただけに、 彼の息子と市との関係がなおさら悩ましい。 人と人とのつながりは、いい方面だけじゃなくこういう面でも つながっているなんて市の住む世界の負の部分を感じました。 市も堅気になれるのだったらなりたいだろうにと、 この手の流れになると毎度思うのですが、 それを許されないヤクザの世界の流れに呑まれて やるせない気持ちになっている市の背中が悲しげでした。

  • aki********

    3.0

    果し状は出てこないぞ?

    映画の中に、果し状は出て来ない。製作過程の紆余曲折が見えるようだ。 なんか不調な出来あがり。設定や物語のつじつまがおかしいし、人間関係の掘り下げも不十分。登場人物の行動の動機が、いまひとつわからない。構成の計算も不発だった。 例えば、冒頭で豪雨に降られた市に「雨は苦手」と言わせるのは、クライマックスで雷雨の中を市が順庵救出に向かうシーンとの対比を意図しているのだろうが、観客の印象に残らない。 あるいは、今度の敵には、手裏剣使い・拳銃使いと「飛び道具系」を用意しているのだが、手裏剣を市は何度も簡単にかわすので、拳銃はどうやって交わすのだろう、と観客は期待するのだが、一発で見事命中!アレレ? シリーズもののプログラム・ピクチャーが陥りがちなマンネリズムの影、やれることをやりつくした後の脱力感がちらちらするのも、気になる。 が、成功しているとはいえないが、それらと戦おうとする作り手側の姿勢は、とりあえず感じられる。 宮川一夫のキャメラはあいかわらず、すばらしく美しい。鈍色の空の色なんて、まるで『ヴィドック』みたいだ。光学フィルムでこの色を出すとは。 あとどうでもいいことだが、野川由美子が飼っている子猫が、超絶にかわいい。あの猫を抱きたい、という思いで意識が薄らいだ。気絶しそうだ。 なお主題歌は勝進が歌っている。「大映レコード」から出したらしいが、そんなレコード会社、あったのね。

  • iko********

    3.0

    ザ・座頭市⑰~血まみれ市

    市、最大のピンチ!! 鉄砲で撃たれて血だらけに・・。 サブタイトルの「果し状」・・ピンとこない。「血まみれ街道」でいいんでは? 貧血になりそうになりながら戦うトコは買いますが、ハンデにもちょっとホドがあるかな。 子猫が可愛いです。でも投げちゃダメです。動物虐待です。 せっかくの志村喬さんがもったいなく感じた。「鉄火旅」の東野栄治郎さんほどの存在感を感じられなかった。演出に問題アリですかな。 勝新の歌はオープニングだけで良かったかな。エンディングは普通にジャーンと”完”でよかったかも。

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