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若者はゆく -続若者たち- (1969)

監督
森川時久
  • みたいムービー 1
  • みたログ 18

5.00 / 評価:5件

面接学生の一人に原田芳雄が!

  • bakeneko さん
  • 2014年2月27日 20時48分
  • 閲覧数 643
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

「若者たち」の続編で、前回の兄妹メンバーに加えて、兄弟の家に転がり込んでくる東北娘に木村夏江が加わります。兄妹達はそれぞれの生を前進させながら蹉跌と葛藤を経験して青春の光と影を、日本の高度経済成長の中に見せてくれます。

昔々、下関市立本村小学校5年3組の行重先生は歌が好きな快活な女教師で、クラスの終礼に歌を唄って下校にしていました。
先生のお気に入りの歌は、「四季の歌」、「喜びも悲しみも幾年月」、そして本映画の主題歌の「若者たち」でした(そういえばお気に入りの映画のお話もよくしてくれたっけ。でもまさか生徒がこんなに映画オタクになるとは思わなかったろうな~)。
という訳で、大好きだった先生お気に入りの映画であり、1960年代の動乱期の日本社会と青春を活写した傑作の2作目で、物語は更に発展して、
長男は-出世やマンション建設に奔走し、
次男は-想い人との恋愛に苦悩し、
三男は-理念から離れて暴走する学生運動に葛藤し、
長女は-気弱な被爆者の恋人が忘れられず、
四男は-車のセールスノルマに追われる
それぞれの奮闘を、当時の日本の問題(安保闘争、労働争議、原水爆禁止運動、東北の過疎化…)と絡めて活写していきます。
兄弟のキャラクターの描き込みの上手さはますます冴えて、兄弟の論争の明晰さ&闊達さに“どちらに言い分ももっともだ!”と納得しつつ、展開を見守る作劇となっています。
前作からのサブキャラである:夏圭子、石立鉄男、江守徹に加えて、ゲスト出演は、名古屋章、東野英心、原田芳雄らが顔を見せていて、特に三男の就職面接に同席する学生として、企業に阿る東野英心vs学生運動家の気概を見せる原田芳雄(後年のトレードマークの“無頼派”ぶりとは対照的な“眼鏡&学生服”姿の気真面目ぶりが異色!)の好対照は見事であります。

前作のテンションを維持しつつ、更に登場人物同士の絡み合いが濃厚になっていく続編で、ちゃぶ台返しもパワーアップしていますよ!

ねたばれ?
1、主題歌は最初“空にまた陽が昇るとき”という題名でしたが、ドラマのイメージが強かったせいか、すぐにドラマと同題名の『若者たち』に改題されました。
2、兄妹の紅一点である佐藤オリエ役の佐藤オリエは本名が役名になった稀有な役者さんであります。

詳細評価

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