日本侠客伝 花と龍
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作品情報上映スケジュールレビュー

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作品レビュー(4件)

かっこいい30.0%勇敢20.0%かわいい20.0%不気味10.0%ロマンチック10.0%

  • おおぶね

    4.0

    星由里子か藤純子か

     昨日、観光ボランティアの見学で遊覧船で港に出た。  長良川のボートだったらしくて、やたら波に弱くて怖かった。  でも、妻にコンテナのガントリークレーンの様子を間近で説明できた。  昔の波止場は労働集約型産業だった。  つまり、船荷の出し入れに多くの人手が必要だった。  コンテナ船は革命的で、嵐の中でも夜でも荷役ができた。  だから、波止場にはこうしたヤクザがのさばり、マーロン・ブランドの出ている『波止場』みたいな映画ができた。  ヤクザがいれば、博打もある。  BBCの「戦争と平和」でも博打で家屋を失う回があった。  ということで、壺振りの藤純子はきれいだ。  小倉出身の女友だちが『花と龍』にはまっていたのを思い出した。  この舞台は戸畑になっていて、親近感もあっただろう。  結局、都議選にも出ることになる女性なのだが、こんな映画で仁義を学んでいったのだろう。  星由里子をこんな役で使うのはもったいない気がするが、どうなんだろう。  今の若い人はこの時代の映画を観て理解できるのだろうか?  日本酒を飲んで酔っ払ってみんなで歌を歌うなんて、今では考えられもしない。  それにしても、喧嘩が多い。  喧嘩の経済学があれば、どれだけ無駄かわかりそうなものだが、分からないものらしい。  任侠映画はいつまで観られるのだろうか。  最近、落語が見直されているそうで、NHKは映像付きでやり始めた。  出て来るものがみんな分からないのだ。  急須(読めない人も増えてきた)を使ったことのない若者も多いらしいので、急須の先のビニールは配達用で取らなきゃいけないことを知らない人が増えているという。  この映画でもライターが喧嘩の原因となって、物語の中心の話題になる。  しかし、「男は黙ってサッポロビール」ではないけれど、どうして女性がプロポーズしなければならないのか。後に寅さん『知床慕情』では三船敏郎がやっとのことでプロポーズする場面がある。  我慢して我慢してついに行動を起こすという任侠映画は古典芸能になって、映画もマニアだけのものになるのかもしれない。そんなことを考えて観ていてはダメなのだが。  「黒田節」を藤純子が歌って、高倉健が舞う場面は日本侠客映画の中でも最高峰の方なのだろう(何しろ、女友だちよりも詳しくないので分からないが)。   それにしても、こんな映画ばかり撮っていた人が文化勲章だ。  ヤクザ映画ばかり撮っていた北野武に文化勲章を出せ、レジオン・ドヌールをもらっているから、という話が出ている。  その前は黒澤だったから、日本文化は侍と任侠とヤクザしかないのか、と思われる。  「菊は奥さん」なんて!?    観光ボランティアの方は僕がやらなくても、やりたくて仕方がない人がいっぱいいることがわかったので、止めた。  1日費やしても1回1000円だという。  金沢城では無料の観光ボランティアがいるという。  

  • いやよセブン

    3.0

    火野葦平の「花と龍」

    前半は玉井金五郎(高倉健)とマン(星由里子)の出会い、後半で玉井金五郎は組を興し、お京(藤純子)と共に伊崎組と戦う。 東宝から星由里子、日活から二谷英明を呼んでいるため、従来の東映ヤクザ映画とは少し趣が違う。

  • pj2********

    2.0

    日本侠客伝 花と竜

    日本侠客伝シリーズ第8作末期の作品。とうとうネタがなくなくなり(花と竜)のタイトルになぜ日本侠客伝を付けたのか納得がいかない。当然、映画は侠客伝の過去の作品は原作ものではなくオリジナル脚本だけに違和感があり別物と思った。ゆえに面白くなかった。

  • dkw********

    3.0

    東映の花園に咲く、東宝の可憐なヒロイン

     本作品を見て、確信した。マキノ監督の描きたい対象は女だってことが。その事に、星由里子が見事に応えている。登場する男衆の性格は誰もが一本気で人情家。それ以外は腹黒い悪党。悪党の中にも一本気がいて、本作品ではニ谷英明。ひとりの女に二人の男が惚れて、散った男が嫉妬から任侠道を踏み外せば、健さんを囲む二人の女は、女房の方が焼餅を焼く。この不完全な三角関係がやがて4人の生き様を浮かび上がらせることになる。健さんの刺青。藤純子の黒田節。星由里子のおきゃんな娘が健さんに惚れてから色付いていく様は見ていて痛々しい程に愛おしい。惚れた男の旅立ちを知り、立ち上がれなくなる姿は一滴の涙よりも美しい。やはりこの映画の主役は星由里子だったのだ。仁侠映画では気丈な女が好まれるが、東宝の星由里子を起用したことで、また違った花が咲いたよう。

スタッフ・キャスト

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基本情報


タイトル
日本侠客伝 花と龍

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製作国
日本

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公開日
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