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賞金稼ぎ

bakeneko

5.0

ネタバレ和風007はいかが?

若山富三郎(先生)の全盛期の代表作で、あり得ないアクション&暗器&設定が暴走する”奇天烈時代劇アクション”であります。 大きいお友達集まれ~。 2008年度の「子連れ狼」シリーズのDVD発売は、”大きなお友達”大喜びの椿事でありました(堅気の方は観ない方が良いですよ)。 で、”ついでにこちらもソフトを出してくれないかな~”と思ったのが本作に始まる、”賞金稼ぎ”=錣市兵衛(しころいちべえ)シリーズ全3作であります。 徳川家重からの直接の依頼が来るほどの、”凄腕エージェント”の一匹狼の活躍を、”時代考証や科学性”を無視して豪快に描く様は、”大きな男の子大喜び!”であります。 様々な”秘密兵器”&女性との絡みは、もちろん初期の頃の007を意識しています。 つまり、「子連れ狼」の残虐性を薄めて、変わりに”冒険的”要素を膨らましたのが本シリーズであります(そうはいっても、結構ハードな殺陣はありますのでご安心を!)。 特に一作目の脚本には、高田宏治に加えて、(赤影、仮面ライダー、バロム1等の)伊上勝が嚼んでいることが、一層おもちゃ箱の中身を豪華にしています(大体の内容が期待できるでしょう!)。 そして、 若山富三郎 、野川由美子、真山知子、天津敏、潮健児、片岡千恵蔵、 鶴田浩二 等、当時の東映のスター&怪優勢揃いであり、冒頭の若山富三郎 vs野川由美子のバトルシーンで拍手が起こることでも有名な娯楽作であります。 男の子大喜びの娯楽作品ですが、お色気&バイオレンスシーンがありますので、お子様はご遠慮を。 2作目は、工藤栄一、3作目は再び小沢茂弘が監督した本シリーズは、人気に乗っ取ってテレビシリーズ化もされています。その監督にはー小沢茂弘、三隅研次、斎藤武市、原田隆司、山下耕作、黒田義之、若山富三郎、田中徳三、依田智臣と物凄い顔ぶれで、とんでもなさも十分引き継いでいました。 「子連れ狼」シリーズよりも更に間口の広い本作を、業者さん発売しましょうよ~。

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