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やくざ番外地

mal********

3.0

丹波哲郎と佐藤慶の渋さは確認できますよ。

1969年に公開された、なんとも仰々しいタイトルの日活のやくざ映画です。一応シリーズとされているんですが、次の2作目でシリーズは完結しています。 主演の丹波哲郎は後にやくざ映画の金字塔「仁義なき戦い」シリーズ全作モノクロ写真でのみ登場という、特殊な出演の仕方をして存在感を示しておりました。(単なる霊界の宣伝マンじゃなかったんですよ) 最近でこそ、この手のジャンルの映画はVシネマでしか観られなくなった気がしますけど、当時の日本映画会社はやくざ映画を多く公開していたみたいです。男性なら誰でも一度はやくざの世界に憧れると言われますが、私もその例に漏れることなく、この手の映画をよく観たものです。しかし、それなりに人生経験を積み重ねてしまうと?自分勝手な世界だな~?としか思わなくなり、本作を観てもその気持ちが変わることはありませんでした。 義理と人情の世界で苦しむ男の姿と、ロミオとジュリエット的な恋愛を絡めた展開はよくあるパターンのストーリーですし、勧善懲悪的結末も後味がよろしいとは言えません。ここが東映のやくざ映画と違うところかな~。 ただ、まったくセリフを覚えずにスタジオ入りする俳優として有名だった丹哲郎が本作では結構しゃべって、おまけにアクションシーンも披露する映画として本作を観れば、意外と楽しめるんじゃないかと思います。それから、佐藤慶の重い演技も良いですよ。

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