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富士山頂 (1970)

監督
村野鉄太郎
  • みたいムービー 3
  • みたログ 89

3.34 / 評価:35件

零下30℃ 3,774mの挑戦

  • aopwkisql さん
  • 2009年7月9日 22時37分
  • 閲覧数 644
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

 台風の被害から日本を救うべく、不屈の精神でこの途方もない
プロジェクトを成功させようと奮闘する男たちの、戦いの記録。

 特別上映か何かが無い限り『黒部の太陽』などと同様に、まず
鑑賞することは出来ないのだろう…と諦めていた作品であった
だけに、TV放映であっても、この解禁は嬉しい限り。

 黛敏郎による往年のスペクタクル映画の風格の荘厳な音楽、
そして空撮の富士山を背景に綴られるキャストの豪華さ。
冒頭から、予想以上に驚かされることばかり…。
 芦田伸介、宇野重吉が気象庁、いわば東京組で、石原裕次郎を
はじめ、渡哲也、山崎努、そして勝新太郎が、実際に富士山を
相手に戦う現場組。田中邦衛なども脇役で若い姿を見せますが、
“山さん”露口茂が何度も“ボス”とニアミス&台詞を交わす
シーンもあり、『太陽にほえろ!』に思い入れがある方々にも、
貴重なツーショットでしょう。

 同じく新田次郎原作ということで、『劔岳 点の記』同様、
ドキュメンタリーを観ているような、リアリティにこだわった
作風であるので、これを、信念に燃えたプロフェッショナル達に
よる魂を揺さぶる作品と捉えるか、エンタテインメント的な起伏
に乏しい平板、退屈な作品と感じられるかは、観る人によって
分かれるでしょう。私は前者的な視点で、感じるところの多い
映画として、堪能させて頂きました。
(官製談合について…を考えてしまうと、別の感情も沸いて
きそうですが、この不屈の男たちを映画で描きたい…という
思いを、空前のスケールで作り上げた石原裕次郎氏の映画への
情熱、それを専ら感じ取り、リスペクトすることが、この映画の
最も豪快且つ爽快な鑑賞法なのかもしれません)

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • スペクタクル
  • かっこいい
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