赤頭巾ちゃん気をつけて
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(5件)
- drm********
3.0点
和製ヌーヴェルバーグとでも言おうか。 カラックスぽくも感じたのは誉めすぎかな? 散文詩を映画にしたような作り。 原作は未読。 独特の作風だったけど、もっと色彩があって突き抜けて欲しかった。 柏餅のシーンは無駄に長くて退屈。 なぜこういう作品に使われる日本の歌を聞くと異常な感じがするのだろう?不思議。
- mal********
4.0点
1970年に公開された青春映画です。 この時代の青春映画ってまさに”この時代じゃないと描けない”タイプのものが多く、またその作品のほとんどは”やるせない”あるいは”暗い”といった言葉で表現されています。 本作にもそんな青春映画によく出演していた富山徹夫がいたので、最初は?この映画も救いがないのかな??という懸念を抱きましたが、彼が10分近く難しい台詞を話しなが、らひたすら柏餅10個くらい食べるシーンはなかなか見ものでした 本作は周囲に敵対心を抱き、傷ついた主人公たちを描いた同時代の青春映画とは違い?とりあえず前に進もう?という主人公の姿を描いていることによって、観る側に不快感を与えないのが面白いと思いますし、良い意味で主人公を演じた岡田雄介とヒロイン役の森和代の素人ぽさが毒気を消す結果になっています。 私はこの時代の若者全員が変な政治思想に染まって、過激な活動をしていると思っていただけに、それに対し距離を置いた若者を描いた本作は異質で面白く、観る価値はあったと感じました。
- daw********
4.0点
ネタバレ逃走論の先駆的作品かな
このレビューにはネタバレが含まれています。 - syu********
3.0点
庄司薫鮮烈のデビュー作 赤頭巾ちゃん気をつけて 三島由紀夫たちに才能を認められ、芥川賞を受賞した。は東大紛争でゆれる当時の受験生に多いに指示されました。”“団塊の世代”の作家たちが作家としてスタートするにあたって、『赤頭巾ちゃん気をつけて』に始まる“薫くんシリーズ”がいかに大きな影を投げ掛けたか。 受験生のバイブルとまで言われた名著。学生運動盛んな60年代後半を舞台に、そんな学生運動とは関係なくふらふらと、ふわふわとした軟弱な青年の姿を描いた作品、柔軟な少年の語り口を通じて描かれた、若者特有の軽い強がりや、うじうじとした感じとか、根性無しなところとか、さまよえる若い魂の行方。機知とユーモアにあふれた青春文学。当時の風俗も巧みに織り込まれている。 父は東映元社長・現名誉会長の岡田茂、
- wac********
5.0点
ネタバレ時代
このレビューにはネタバレが含まれています。
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