激動の昭和史 軍閥
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作品情報上映スケジュールレビュー

あらすじ・解説

解説:allcinema(外部リンク)

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作品レビュー(11件)

絶望的17.9%勇敢14.3%知的14.3%悲しい10.7%恐怖10.7%

  • yam********

    4.0

    我々も未だに正気を失っているのかも

    1936(S11)の226事件、翌1937(S12)のシナ事変から1945(S20)の原爆投下までを描く本作は戦後25年目に当たる1970(S45)に公開されました。 監督を含め、役者陣もみな戦争を体験していますが、戦後76年目の2021年現在では、戦争体験者はほとんどいなくなりつつあります。 もうずいぶん遠くから戦争を眺めることができるだけの時間がたちました。 さきの戦争は大変大きなできごとですので、全体像を把握することは誰にもできません。 まさに群盲象を撫でるがごとし。 陸軍の暴走 陸軍と海軍の不和 外交の挫折 血気にはやる若き将校達 開戦に至る駆け引き 昭和天皇への上奏と御前会議 初戦の勝利に沸き返る新聞と国民 銃後の軍事教練 戦局の悪化と情報統制 万歳突撃と民間人の自害 特攻 描かれた内容は既知の情報ではありますが、巨大で複雑な戦争という事象を映画で概観しようという、壮大な試みが東宝8・15シリーズだと思います。 本作を観て、いくつか感じたことなど。 まず未だに日中戦争の目的が明確に語られていないということ。 満州が生命線であったのはいいとして、なぜ中国全土に戦線を拡げなければならなかったのか。 政治家も陸軍も、国民に明確な言葉で説明しないまま、なし崩し的に泥沼にはまっていったように見えます。 目的も止め時も明確に語られないまま、一旦犠牲が出たら、そのせいでもう後には引けなくなっていきます。 一度動き出した日本という暴走機関車は壁に激突するまで誰にも止められません。 天皇にも総理大臣にもエリート官僚にも新聞記者にも、だれにも状況をコントロールすることはできません。 石炭の代わりに沸騰する世論を燃料に、機関車は爆走を続けます。 新聞報道がそれに拍車をかけています。 安易にテロに走る一途な青年将校と、一度火が付いて沸騰した世論ほど、手に負えない恐ろしいものはありません。 本作では沢山のエリート達の言動が描かれていますが、世界情勢や国益を認識している者はごくわずかです。 かれらの多くが、属する組織の利益と名誉を保つのに汲々とする、仕事熱心で真面目で優秀なエリートです。 真面目なエリート達が真剣に頑張るほど、日本という国が危うくなっていく、皮肉な構図です。 かれらの内向き、後ろ向きの狭い了見と断定的な言動、信じたいことのみ信じる態度、議論ではなく罵倒に終始する会議、笑えません。 頭に血が上りやすく、ロマンチックな夢を見ながら正気を失っている登場人物達の姿を見ていると、今の我々も、もしかしたら本質的には彼らとあまり変わっていないような、そんな薄ら寒い気分に襲われました。 コロナ禍という有事や東京五輪というビッグプロジェクトのコントロールに躓き続け、外交的利益を損ない続ける今の日本の現状を見たら、戦時中の彼らは果たしてなんと言うでしょうか。 「お前ら、正気か?」と逆に心配されないでしょうか。

  • たーちゃん

    4.0

    ネタバレ星と七夕

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • law********

    4.0

    官僚の暴走

    当時の空気を肌身で知ってる世代が制作した、戦争映画の良作。 組織防衛の為の陸海の対立、東條の戦前から退陣まで一貫した官僚的な保身の姿勢が描かれてる。 特に、高級官僚にとって動き出した巨大国家プロジェクトを止める事が、如何に困難であるかが良く分かる。 当時の報道機関の描き方や、終盤の特攻兵の戦争全否定のセリフは、時代を反映したものだろう。

  • aa0********

    3.0

    ネタバレ開戦

    このレビューにはネタバレが含まれています。
  • kin********

    3.0

    ネタバレ歴史教科書

    このレビューにはネタバレが含まれています。

スタッフ・キャスト

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小林桂樹東條英機
中谷一郎佐野(軍務課長-局長)
垂水悟郎武井(事務局長)
睦五郎石田軍務課員
富田浩太郎富本次官
森幹太小山秘書官
石山健二郎杉山元(軍務本部総長)
玉川伊佐男塚本(軍務本部次長)
藤岡重慶中田(作戦部長)
青木義朗辻井(参謀)
椎原邦彦田部(参謀)
福田秀実小島中佐(参謀)
小沢弘治片桐少佐(参謀)
宮川洋一杉村(報道部長)
三船敏郎山本五十六(連合艦隊司令長官)
細川俊夫鴨田繁太郎(海軍大臣)
北竜二及川古志郎(海軍大臣)
波多野憲中川軍務課員
三橋達也大西滝次郎(第一航空艦隊)
安部徹南雲忠一
土屋嘉男岡辺(事務局長)
船戸順黒島先任参謀
勝部義夫赤城通信参謀
大前亘長門通信将校
藤田進永野修身(軍令部総長)
田島義文伊藤(軍令部次長)
緒方燐作福山(作戦部長)
平田昭彦富田(作戦部長)
佐原健二岡本(参謀)
当銀長太郎庄司(参謀)
江原達怡三国参謀
久保明高見参謀
原保美栗原報道部長
堺左千夫北村上等兵(丸亀連隊)
鈴木和夫陸軍下士官(サイパン)
岩本弘司伝令兵(サイパン)
伊藤孝雄中村(ラバウル航空隊)
田中浩結城(ラバウル航空隊)
木村博人[俳優]田宮(ラバウル航空隊)
新田昌玄丘中尉(フィリピン特攻隊)
黒沢年男島垣(フィリピン特攻隊)
加山雄三新井五郎記者
志村喬竹田編集総長
清水元吉沢編集局長
北村和夫山中政治部長
中原成男添田整理部長
寺田農藤井記者
高津住男横山記者
岸田森高倉記者
佐田豊後藤(職員)
上西孝給士A
加藤春哉黒潮会記者
神山繁近衛文麿(首相)
中村伸郎木戸幸一(内大臣)
山村聡米内光政(首相)
清水将夫来栖三郎(全権特使)
宮口精二東郷茂徳(外相)
安川徳三豊田貞次郎(外相)
小山源喜鈴木貞次郎(企画院総裁)
山本武[俳優]賀屋興宣(蔵相)
宮本曠二郎原嘉道(枢密院議長)
落合義雄岡田啓介
藤山竜一広田弘毅
佐々木孝丸若槻礼次郎
岡泰正阿部信行
野村清一郎平沼騏一郎
田村奈巳新井きみ江
矢野陽子若い母(サイパン)
天本英世冬木先生
南風夕子東條夫人

基本情報


タイトル
激動の昭和史 軍閥

上映時間

製作国
日本

製作年度

公開日
-

ジャンル