バツグン女子高校生 16才は感じちゃう
作品レビュー(1件)
- mal********
3.0点
1970年に公開された東宝の青春映画です。一応シリーズものです。 タイトルだけだとお色気映画(古い表現ですな)かと思われるかもしれませんが、それほどの描写はないかと思いきや、それなりに大胆な描写があったりして意外でした。でも、基本的には明るい展開の映画ですよ。 東京から来た転校生を演じた吉沢京子が一応ヒロイン的な存在で主人公なんですが、純情さと素朴なイメージが強すぎて正直あまり印象に残りません。他に優柔不断な優等生を小倉一郎、熱血教師役に黒沢年男と内藤洋子、そして生徒役の一人を水谷豊が演じております。 大人の利権がらみで廃部に追い込まれたテニス部と山岳部が、無人島で自分達のクラブを存続させようと奮闘するのをまたまた大人達が邪魔をするというストーリーです。邪魔をする大人として高校の教頭先生と、そのお付きの先生という典型的な学園ドラマの設定がなんか懐かしく感じます。 結局はハッピーエンドに収まり、上映時間も短いので気軽に楽しめると思います。本作公開から2ヶ月後に、早くもシリーズ2作目にして最終作が公開されています。
スタッフ・キャスト
人名を選択するとYahoo!検索に移動します。