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温泉こんにゃく芸者

どーもキューブ

3.0

中島監督の温泉こんにゃくの娘

1970年、企画東映「異常性愛」シリーズの二大プロデューサー岡田茂、天尾完次。 脚本掛札昌裕、金子武朗。脚本監督中島貞夫。 東映七十年代のニューウェーブ中島貞夫監督作品を見てみようシリーズ。 今回はなんとそのネーミングセンス!なんと大の大人が寄ってたかって作ったこの映画 タイトル聞いてよお客さん 「温泉こんにゃく芸者」 東映の「温泉芸者シリーズ」でございます。セクシー路線の東映印のちょい真面目でおかしいこのシリーズ。私のダイのお気に入り作品で、この「温泉芸者」シリーズの最高傑作 鈴木則文監督、杉本美樹主演の「よーし!イッチョ!やったるかぁ!」映画でこのタイトル「温泉スッポン芸者」 他「温泉みみず芸者」 「温泉あんま芸者」 「温泉おさな芸者」があります。元々60年代に大映さんが「芸者」シリーズで始めたこのシリーズ。 温泉、芸者ときて、こんにゃくって何?という感じ。中島監督のセクシー路線、東映DVDで鑑賞でございます。 うわぁ、こんにゃく。途中から関係ねぇーというツッコミもしょうがなく。 ラストのこれまた温泉芸者シリーズでは、お馴染み。セックス対決、セックス何番勝負で締めるこの展開に早送りしたくなる気持ちを抑えつつ見終えたのであります。 中島監督組でもあります歌手のヌードスタジオ主催の荒木一郎 影の主人公、三文役者こと新藤兼人組から殿山泰司 そして主役新人、女屋さん。なんか女屋さん、セクシー路線の主役なのにセクシーシーンも少なく、まあまあ堅い表情でありまして。これがやはり、作品の出来をも左右した結果となりました。 助演の「刑事コロンボ」こと小池朝雄のヒモボーイ。エプロンのあっぷりけに可愛さあり。 それから「日本むかし話」のナレーションで心を灯した常田富士男 作家田中小実昌 脚本家石堂さん 小松方生のラストの情けない男優ぶり必見でございます。 物語はこんにゃく研究に 明け暮れる殿山親父にもらわれた子ども、女屋さん。 成長してお金稼ぎに温泉地に赴きひと稼ぎ。 そこではいろんな出会いから、こんにゃくを通り越してセクシー対決にまで至る 強引なまでの展開。 そして驚愕なその音楽とそのコーラスがこれ。 「ペロンペロンペロン」 「ペロンペロンペローン」 展開に(笑) いやー劇中の音楽のまあふざけた素晴らしさ 「ペロンペロンペロン、にゅるにゅるすってん」って「どんな!コーラスだよっ!」 と言いたくなる素晴らしいグルーヴ感。 音楽を真面目に良いんです、このシリーズ!必聴でございます。 まあやっぱり、このシリーズ全て女優さんにかかっておりまして、主役の方がなんか真面目すぎて、設定のこんにゃくもだだ滑りし過ぎて、こんにゃくもへったくれもないラストの試合になっており もったいないなぁくだらなさもどこか笑えない感じがありましたねー。こんにゃくを使ったアレは、良かったんですけどねー。もっとこんにゃくを使ったくだらない、ナンセンスさを極めてもらいたかったかなと。 鈴木則文の「スッポン」ほどじゃなかったかなと。 セクシーシーンも セクシーギャグも 少なめだったかなぁと思いました。 さて中島監督の 温泉こんにゃく芸者のとは? ラストの勝負に見て滑ってみては? ペロンペロンペロンペロンペロンペローンって凄いコーラスだよなぁさすが東映でありました! 追伸 やっぱり杉本美樹の明るさは偉大で無駄な元気だったなぁ

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