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ずべ公番長 夢は夜ひらく (1970)

監督
山口和彦
  • みたいムービー 3
  • みたログ 4

2.33 / 評価:3件

♪15 16 17とアタシの人生暗かった

  • osugitosi さん
  • 2012年4月15日 23時35分
  • 閲覧数 961
  • 役立ち度 6
    • 総合評価
    • ★★★★★

という藤圭子の歌う「圭子の夢は夜ひらく」
にインスパイアされて(ホントか?)作られた
大信田礼子の「ずべ公番長」シリーズ第一作であります。

のっけから純真な高島田の花嫁さんが写り、
何か違うゾと思ったたが、
カメラが引いてゆくと
女子感化院の内で行われてる
説明会である事が分かる出だし。

先ほどの「圭子の夢は夜ひらく」の歌声を
バックにタイトルロールが流れ、
感化院内の様子が写されます。
そして、主要人物の字幕による紹介。

いかにもアノ頃の不良性、お色気、歌謡曲
そして、1970年当時の雰囲気、新宿の街。
当時の空気を多少なりとも吸ったことのある者にとっては
懐かしくも、当たり前の感覚で見れます。

と言ってもその当時、田舎の小学生である私は
このような映画を見れるわけでもなく、
当時の新宿とかへ行ってるわけではありません。
でも、雰囲気は当時のテレビなどで充分知ってるから
そんな感覚で見れるのでしょう。

さらには主演の大信田礼子も人気急上昇だったから
小学生でも知ってたし(ノックは無用)、
ズビズバ~の左卜全、ハヤシもあるでよ~の南利明、
おたふくさんの園佳也子、クイントリックスの坊屋三郎、
今も健在のヘイユ~の左とん平など
70年代のお茶の間でもお馴染みの顔ぶれが
出てるのも違和感なく見れた要因でしょう。
極めつけはゴールデンハーフかな(黄色いサクランボ)
(以上、40代以下には分からんでしょうが・・)

あとは、五十嵐じゅんかな。
安室みたいな顔立ちで金髪、
ラリッテル設定に付き、青白いメーク。
この後、ブレークする五十嵐淳子さんでした。
(現、中村雅俊夫人)
これにはビックリです。
あの方がこんな役柄もやってたのか~
と言う思いと、
あの青白メーク、
薬中毒という設定だからなんですが、
この方だけが70年代よりも今風に見えるのは
私だけでしょうか?
逆にいうと、いまのメークって
当時の病人のメークに近いということか?
という驚きであります。

ちなみに「夢は夜ひらく」という歌ですが、これは
圭子のとタイトルに付くということは
元の歌もあったということです。
園まりサンが歌ってたのかな?

とまぁどうでもいい話ばかりで、
若い方にはピンと来ないでしょう。
しかも作品については最初しか語ってないし・・・

あえて、書くなら、東映らしく任侠的な部分は、
(宮園純子と梅宮辰夫が象徴だが)
入れたい気持ちは分かるが、
作品の全体のバランスからみると
取ってつけた感があります。

クライマックスの殴り込みの後に
感化院へ戻る護送車内のシーンが
ありますが、みんな意外にあっけらかんとして
暗い場所に戻るはずなのに、嬉しそうというのが
印象的であります。
宮園純子だけが車内、暗い表情であるのが
悲壮感ある任侠ものの世界。

あっけらかんだけに統一して貰ったほうが
良かったと思いました。

また、蛇足に戻りますが、
大信田礼子はこの後、人気も出て、歌手でもヒット曲を出し、
このような作品には出たくなくなった為か、
ずべ公番長シリーズは4作で終了となります。
当時の大信田のコンセプトとしては、
お色気(パンチラ、下着姿)重視の女優さんでしたが
決してヌードにはならない。というものでした。
(そういうことも当時の小学生は知ってた)
よって、東映としては、その後杉本美樹や池玲子のような
ヌードも辞さない女優に力を入れたくなったのでしょう。(たぶん)

でも大信田はその後、人気が衰えてからは
にっかつ映画でヌードになってるのだから
皮肉なものであります。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

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