新座頭市 破れ!唐人剣
あらすじ・解説
解説:allcinema(外部リンク)
作品レビュー(8件)
- kus********
4.0点
盲目であろうと片手であろうと…言葉さえ通じ合えなくても…心の中ではお互いに男として認めあっていたはずなのに… でもやはり言葉が通じないことで闘うことになってしまうとは… 若い頃のジミー・ウォングカッコよいです!
- ZZZ
4.0点
「片腕必殺剣」のジミー・ウォングがそのまま片腕必殺剣の主人公の体で、敵役(?)として登場する。 見掛けなどは、全く片腕必殺剣の主人公と同じだが、設定は変えている模様。中国での戦いに疲れ平和に暮らしたいが為、日本に渡ってきたところ、諍いに巻き込まれたというもの。 言葉の壁が邪魔をして、誤解から座頭市と対立していくという感じなので、決して悪役ではない。 ちょっと調べたところ、どうやら片腕必殺剣シリーズは座頭市をモチーフにしているらしく(ハンディキャップを持つ達人という所?)、そのリスペクト的な競演ではないかと思う。 意外にも(?)「片腕ドラゴン」シリーズは、この作品の後、作られた様だ。 座頭市、時代劇としては定番的な悲劇からの大立ち回り。そこにカンフー映画的な要素が加わる。ただ、ジミー・ウォングはアクション俳優ではあるが、決してカンフーなどを習得している訳ではないので、勝新さんの殺陣との質的差がなんとも……。 又、片腕である事は作中一切触れられず、明らかに「片腕必殺剣」という映画ありきのキャラクターである事が見え見えであった(そもそも、物語的に片腕の剣士である必要性は全くと言っていい程ない)。 ややグズグズしているところは、勝新さんをはじめとした日本の役者さんや切られ役さんが見事にフォローしている(?)ので、(多分、)大丈夫である。 しかしながら、座頭市という役柄は勝新さんなくして語れぬと、今更ながら、しみじみ思ってしまった。
- kom********
2.0点
座頭市デビューです。映画はきちんと見た事がなかった!何から見るか? 「破れ!唐人剣」 おっ!これがジミー・ウォング共演作か~? 香港版ではジミー・ウォングが勝つやつだな!借りてみました~ 本作1971年作品 香港では「ドラゴン危機一発」と同じ時期の公開なんだなぁ? これ日本でヒットしたのだろうか?まだカンフー映画がはやる前だ? DVD画質も良しです。 オープニングの勝新の殺陣(はやっ!)かっこいいです。 おっ!!ジミー・ウォングが片腕で登場!盲目対片腕!!今の時代じゃ無理な設定 作品リスト見てみると「片腕ドラゴン」がこの映画より後ですね~?「片腕必殺剣」というヒット作品のキャラだったんだ~ジミー・ウォング当時28歳です。 香港でも当時「座頭市」は人気があったのは覚えてるので それでの共演になったのでしょね~!映画自体はあまり出来はよくないか~?(てんぷくトリオが出てる!なつかしい~~) 日本の殺陣と香港映画の殺陣とじゃ基本が全然ちがうのでラストの2人の対決もまったくかみ合わない感じです~勝負も早いし(ジミー・ウォングのアクションは昔から好きじゃなかったなぁ~足技下手だし・・映画は面白いんさけどね~!) 本作まさに珍作品でした~!(座頭市シリーズまた借りてみよう!)
- jig********
4.0点
大名に献上する品が道を通過するだけで 庶民が道を空けて平伏しないといけないとは なんとも不便な世の中。 しかも道を遮ったら死罪に値するとばかりに 斬られるなんて理不尽すぎる! ということで、 日本に来ていた唐人(中国人)の子が道を遮ってしまい、 斬られそうになった子をかばった両親が斬られ、 彼らと行動を共にしていた唐人が怒り心頭、侍を斬る事件に発展。 この唐人誰かと思いきや、ジミー・ウォング!! しかも片腕がない。ということは・・ 『片腕必殺剣』のあの人かーっ! なんとジミー・ウォング代表作(たぶん)の 『片腕必殺剣』のあの人が日本に渡ってきたとはね、 一人テンション上がりましたが、 なんとも心躍る組み合わせじゃありませんか。 言葉が通じなくとも何か通じる部分があった二人、 二人の通訳をはたしたのは助かった子供ですが、 その通訳の乱暴なこと、子供らしくて面白い。 ジミー「○○寺を知っているのか!?案内して欲しい。」 こども「連れてけ。」 微妙なニュアンスなどそっちのけ、 これでなんとかなってしまうあたり 市は相変わらず子供に弱いらしく快諾。 その後の行き違いで二人が戦う運命とはなんとも悲しい。 剣技に定評のある片腕必殺剣のジミーさん、 剣がなくても戦えまして、手刀で太い枝を折るわ、 石を真っ二つにするわでその強さをアピール。 極めつけは坊主との格闘で決着をつけるという、 相手が素手ならこちらも素手という彼の流儀に痺れます。 あちらの作品のようにワイヤーアクションやら 使えないところは不自由したでしょうが、 個人的には彼が出てきただけでも楽しい。 伊東四朗さんも出てきて笑いに花を添えますが、 やっぱりジミー・ウォングだよね~。 今で言うならジャッキー・チェンとジェット・リーの 共演並みの凄さではなかろうか(たぶん)。 『片腕必殺剣』好きの私としては、 盲人最強の座頭市と片腕最強の夢の共演が あったというだけでも心躍りました。
- osu********
4.0点
このレビューにはネタバレが含まれています。
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