ここから本文です

男の世界 (1971)

監督
長谷部安春
  • みたいムービー 0
  • みたログ 13

2.60 / 評価:5件

これぞ”男”たちの世界

  • jig******** さん
  • 2012年10月22日 23時49分
  • 閲覧数 463
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

海外から5年ぶりにかえってきた主人公(石原裕次郎)
過去に因縁のあった男が出所。
主人公が何かやらかさないかと付狙う刑事(宍戸錠)
またこの町でなにかが起こる・・気配。
そんなお話です。


過去に好きだった女性を亡くし海外にいっていた主人公が、
知り合った若い男女(沖雅也,鳥居恵子)にあれこれと
世話をやいてやるわけですが、
過去の俺もこんな風に仲がよかったんだよな~と、
主人公の思い出とダブって見えたのかもしれません。
ヤクザな男といえども惚れた女性の想い出は
綺麗なものだったに違いないと。


で、若いその女性に自分の持ち歌を歌ってしまうあたり、
主人公も当時を思い出していたんだろかと推測。
でも若い男の方はというと主人公の世話焼きを
鬱陶しく感じるのか、紹介してもらった仕事も投げ出すわ
なんかもうただのチンピラですわ。
なぜにこんな男に彼女のような女性がぁぁ・・と
悔しくも感じますがそこは男が格好いいからですね。
沖雅也氏を久々見ましたがやっぱり格好よかったです。


大滝秀治さんも出演してまして、これがなんと若い。
今まで老人役くらいしかイメージがなかったのですが、
本作では若かったです。といっても壮年くらいなので、
そこまで若くはないのですが
ヤクザな世界に大滝さんが出ているというのも
目新しく感じました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
作品の感想を書いたのは
大滝さんがご健在の頃でしたが、
本日(10/5)お亡くなりになったことを知りました。
いつも様々な作品で見かけるので
歳を取っているということも感じさせなかったのですが、
いつかはこういう日が来るのだなとしみじみ思いました。

これからは若かりし頃の大滝さん、
歳を重ねた大滝さんと映画作品の中で、
彼の姿を見つけてみたいと思いました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


主人公も出所してきた男も以前はそれなりの組の
トップだったのに今では過去をひきずる男というのも
なにやら寂しい。それでも部下たちが今でも彼らを
慕っているという構図は世知辛い世の中にあっては
まだまだ人情捨てたもんじゃないなと、
ヤクザな世界ですけど。


タイトルの示すとおり”男の世界”なわけで、
出てくる女性たちは彼らを心配するも何も出来ないし、
彼らもそれを望んでいないというところが大人だと思いました。
若い男だけ彼女に「俺、どうしよ~」と泣きつくあたりが
まだまだ子供だなと対照的に映って面白かったです。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 勇敢
  • かわいい
  • かっこいい
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ