博奕打ち いのち札
106分
博奕打ち いのち札
本編配信
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作品レビュー(3件)
- sem********
5.0点
かつて激しく愛し合い分かれる運命にあった男女が再会する。 女は任侠組織の頭、男はその組織の若頭として・・・。 というプロットはもはや東映仁侠映画ではなくラブストーリーだ。 仁侠映画路線の末期、マンネリズムの辛苦の果てに生まれたこの作品。 それまであまりなかった鶴田の「雄」としての色気と大映女優安田の妖艶さがあいまって仁侠映画としても、悲恋物語としても傑作に仕上がっている。 この映画ではそれまでの任侠路線でドラマ上の「鉄の戒律」だった仁義を打ち捨て(それまでは「仁義」が引き起こす葛藤劇が主)、愛に奔る様が描かれている。それはまさに仁侠映画の終焉を物語るもので、この後東映は「仁義なき戦い」をはじめとした実録路線へとシフトをきり、また「いのち札」の同年、「性愛」をテーマとした日活ロマンポルノがスタートする。 ま、そんな映画史的符号はうっちゃって、素晴らしいのである。 恋愛映画を観て、感動したり引きずることはあっても、我を失う(というか5分くらい茫然自失する)ということはあまりなく、本作と「レオン」の2作品のみである。恥ずかしい。。。 とまれ、様式美のなかで繰り広げられるギリギリの任侠脱出的恋愛葛藤劇、必見である。
- nis********
5.0点
好きな女が自分の親分の女房になってしまう。張りつめたメロドラマだった。鶴田浩二がとにかく色っぽく、最後やくざ映画お約束の殴り込みが、傷ついた女を抱えながらというもので、しびれた。
- goo********
4.0点
ネタバレ血の池の殺陣が印象的
このレビューにはネタバレが含まれています。
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