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愛ふたたび

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1.0

ネタバレアイドル映画の末路

 監督市川昆、脚本谷川俊太郎などそうそうたるメンバーによって制作された本作を私はてっきりアラン・レネ監督の『24時間の情事(ヒロシマモナムール)』(1959)の日本版だと誤解して観てしまったのだが、ただのミシェル・ポワロン監督の『個人教授』(1968)の焼直しでしかなかった。前半は観れなくもなかったが使われているギャグ(12時と2時の違い、タバコの名前など)はフランス語が分からなければ理解できないものだ。日本の観客のために制作されたのではなかったのか? 恐らく劇中しばしば流される、あまり趣味が良いとは言えない歌でフォロー出来ているつもりだったのだろう。最悪なのは後半になるにつれて演出が雑になってきてラストシーンはオチが上手く見つからなかったための誤魔化しのような仕上げになっていることだ。

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