ここから本文です

昭和ひとけた社長対ふたけた社員 (1971)

監督
石田勝心
  • みたいムービー 1
  • みたログ 2

5.00 / 評価:2件

「歩兵の本領」→「聞け万国の労働者」♪

  • bakeneko さん
  • 2019年3月5日 11時31分
  • 閲覧数 39
  • 役立ち度 0
    • 総合評価
    • ★★★★★

いきなりすみません!
戦後は軍歌が別の歌に変えられることが多く、
「隣組」が「ドリフの大爆笑」、
「軍艦マーチ」がパチンコ屋のテーマ曲や「グリーンマン・マーチ」、
「海軍小唄」が「ズンドコ節」へと変えられた例が有名ですが、
本映画に出てきた「メーデー歌」となった「歩兵の本領」は軍国主義から社会主義へと最も振幅の大きい替え歌となっています。

1956~70年まで延々と作られた“社長シリーズ”から看板である森茂久弥が降板した為に、小林圭樹が新社長になったシリーズの第一弾で、社長シリーズとして数えるとシリーズ35作目になります。会長:東野英治郎、開発&技術部長:加東大介、宣伝&営業部長:藤岡琢也、開発部課長:黒沢年雄、の旧世代幹部に加えて、新世代の新人社員に、松山省二、佐々木勝彦、娘役に21歳の酒井和歌子が若い魅力を発散しています。
ウエットな戦中派の昭和一ケタが働き盛りで、新入社員の昭和二ケタのドライな感覚と世代間ギャップに悩む様子に、当事の世相を表していくコメディで、当事新しかった空気清浄機の開発競争が題材となっています。
そしてゲスト出演には、多々良純、田島義文、梅津栄の他に、東宝特撮シリーズから「ウルトラセブン」の菱見百合子とゴジラの中の人:中島春雄も顔を見せている作品で、当事売れ子だった おおば比呂司のタイトル漫画や真鍋理一郎のコミカルな音楽も懐かしいですよ!
オイルショック直前の高度経済成長の末尾に作られた能天気サラリーマン喜劇で、現在は絶滅した“軍歌キャバレー”は珍しいですよ!

ねたばれ?
1、冒頭に主人たちが休職待機中である様に、この頃の日本は国際競争に勝ち抜くために大手企業の合併や系列化による再編成が花盛りで、人あまり現象も深刻でした(本映画を創った東宝も合併と人員整理に奔走している最中でした)。
2、監督の石田勝心は俳優に自由にさせるスタイルの演出家で、後にTVシリーズの「クレクレタコラ」でも特色を生かしています。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 楽しい
  • ゴージャス
  • ロマンチック
  • 不思議
  • パニック
  • 勇敢
  • 知的
  • 切ない
  • セクシー
  • かわいい
  • コミカル
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ