失敗作
- yqy***** さん
- 2009年4月5日 20時46分
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だったと思います。加藤泰にしては珍しく。
上州大子が舞台ならば、太田政子の「女渡世人」で上州侠道を徹底的に描くべきだった。
また「帝国」陸軍の描き方も全く中途半端。
反公害闘争なら任侠の鶴田組をあてにせず、農民自身が襤褸の旗を掲げて激しく抵抗するべきだ。
「女賭博師 乱れ壷」で描かれた高崎勧進の賭場もこの作品では迫力なく、七人殺しの御大がラスト応援に駆け参しなかったのも尻切れトンボ。
「鬼畜」後の上映で観客も疲れていたのか、いびきがひどかった。
(2009年4月5日 浅草名画座にて 同時上映「宮本武蔵」「鬼畜」)
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