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緋牡丹博徒 お命戴きます (1971)

監督
加藤泰
  • みたいムービー 1
  • みたログ 36

3.62 / 評価:13件

シリーズで一番泣かせます

  • mik***** さん
  • 2011年6月29日 12時28分
  • 閲覧数 532
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

冒頭人違いで襲われるお竜さん、しかしいくら暗がりとはいえ、汐路章と間違えられるとは。
汐路さんは本作でもいい味を出している。せむし(なんて言っちゃいけないんですが)の小男、人に馬鹿にされながら生きてきたが、命を助けてくれたお竜さんに恩義を感じ、なんとかお役に立ちたいと願っている。
黒幕の正体を命がけで暴き、お竜さんに看取られて死ぬ間際「親分さん、きれいだ」って涙なくして見られません。悪役もいいけど、こういう善玉の汐路さんもすばらしい。
鶴田浩二さんはじめ、今回も豪華なゲスト陣。相変わらず笑わせてくれる熊虎親分の若山富三郎さん。
シリーズも7作目になった本作で今まで違うこと、道行の場面がない。いつもなら助っ人が現れて「お竜さん、お供しますぜ」ときて、♪娘盛りを渡世に賭けて 張った体に緋牡丹もえる と主題歌が流れる。待ってました、と来るわけですが。
非業の死を遂げた鶴田さんの葬式に単身現れるお竜さん、敵役が焼香をあげようとするところに「その焼香待っておくんなさい」と言い真相を暴くと「お命戴きます」と始まるのである。
喪服姿に乱れ髪、斬りつけられた着物から緋牡丹の刺青、藤純子さんの立ち回りの美しさ、艶っぽさときたらシリーズでも最高の見せ場です。
そしてラスト、お竜さんを母親のように慕う少年が「おばちゃんの絵を描いたんだよ」と近づいてくる。でも私は人殺し、「違うんよ、違うんよ」と背を向けるお竜さん。
本当だったらこれでシリーズを終わらせてもいいくらいの哀切な幕切れだった。

詳細評価

物語
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