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ヤスジのポルノラマ やっちまえ!! (1971)

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4.33 / 評価:3件

怪作中の怪作

  • dou******** さん
  • 2019年10月12日 16時21分
  • 閲覧数 383
  • 役立ち度 1
    • 総合評価
    • ★★★★★

まさに時代の歪みから生まれた「怪作」というほかない。「幻の名作」ではないので、カルトアニメ勢や谷岡ヤスジのファン以外は無理して観る必要はありませんが「時代の徒花」として一見の価値はあります。

原画は谷口守泰さんと村中博美さんで無駄にクオリティが高いし、しかもテレ朝版『ドラえもん』に現役で関わっている腰繁男さんがあろうことか本作の演出助手を担当されています(この作品が業界デビュー作らしい…)。またモブ声優に増山江威子さんや小原乃梨子さんとかいるし、あと肝付兼太さんとたてかべ和也さんが3秒くらい出演しています(笑)こんな豪華な声優陣を無駄遣いしてるアニメを私は他に知りません。

それでも何だかんだ人間臭い主人公に愛着を覚えつつ、ムジ鳥の仕込んだムジ夫のサイコぶりに戦慄し、全てを失った主人公がメスゴリラの胎内をめぐり、三島由紀夫よろしく切腹するラストシーンは何故か泣けました。

また本作には『バカボン』の雨森雅司がメインキャストで出演しており、脚色は同じく『バカボン』を手がけた吉田喜昭が担当しています。ゆえに妙なシンクロニシティも感じさせますが、谷岡ヤスジのメッタクソなセンスは、赤塚アニメとは全く次元が違うということを思い知りました。そういう意味でも必見の作品だと思います。

この作品は「おもしろい」とか「つまらない」といった形容詞の次元を完全に超越していて、よくある言葉の羅列では絶対に表現しきれない不思議なパワーを秘めた作品だと感じました。
とにかく何もかもがヤバすぎる。

詳細評価

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  • 絶望的
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