ここから本文です

影狩り (1972)

監督
舛田利雄
  • みたいムービー 2
  • みたログ 15

2.83 / 評価:6件

馬より速い女ストーカー

  • ultra_kandenchi さん
  • 2008年5月11日 18時08分
  • 閲覧数 635
  • 役立ち度 2
    • 総合評価
    • ★★★★★

70年代に、人気の翳った時代劇映画が、劇画原作を映画化することで、少し人気を取り戻した時期があった。しかし『子連れ狼』『御用牙』『影狩り』の3シリーズが代表として残るだけでブームは終わってしまった。若山富三郎は、自分が最初に『子連れ狼』で作った流れを、裕次郎が『影狩り』でダメにした、と言っていたらしい。

私は『子連れ狼』が『影狩り』より上だとは全然思わない。同じように支離滅裂な物語を過剰でチープな残虐趣味の演出で作った、荒唐無稽なB級バカ映画だと思う。それでもチャンバラに関する限り、若山のほうが裕次郎よりは、はるかに上だと思うし、先の若山の発言は映画そのものの比較ではなく、チャンバラ名人としての若山の自負が言わせた言葉だと理解している。

何しろ石原裕次郎のチャンバラはひどい。とても腰高でデクノボーのような立ち姿がそもそも決まっていないし、刀の使い方もバサリバサリと草刈りでもするみたいに左右に払うだけ。愕然とするぐらいダメなのだ。

裕次郎の殺陣は全然ダメだが、内田良平、成田三樹夫の悪役俳優二人が善玉で小気味のいいアクションを見せる。ドラマの壮絶なドロドロ感は続編の『ほえろ大砲』のほうが上だと思うが、富士山を背景に三人が馬を駆るシーンとか、映像に大きさ、スペクタクルがあるところは買う。

でもやっぱり裕次郎のヘタクソな殺陣で減点される分がかなり大きい。顔、丸いし。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 未登録
このレビューは役に立ちましたか?
利用規約に違反している投稿を見つけたら、次のボタンから報告できます。 違反報告
本文はここま>
でです このページの先頭へ