懐かしいテイスト
- bar***** さん
- 2018年6月22日 11時43分
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パンダ・コパンダ。このテイスト、懐かしい。昔はこういうアニメをたくさん見た気がします。冷静になって考えると、ちょっと意味不明なんですけど(^_^;) それでもなんとなく雰囲気で楽しんでいた気がします。
アニメーションの世界は優しくて穏やかで、子どもの私のことを全て受け入れてくれた気がします。現実では親や先生からよく怒られたりしていました。どういう理由で怒られていたか忘れちゃったのですが、とても窮屈な思いをしていた気がします。でもアニメーションの世界に浸ると、いろいろなものが氷解して穏やかな自分に戻ることが出来ました。現実は大人の世界であって、アニメは子どもの世界だったからだと思います。特にこういうアニメーションは。
主人公のミミ子役の杉山さんの声は非常に懐かしい。キャラクターも面白いと思います。後年のジブリに繋がっていくような表現もいくつか見られますよね。ただ面白おかしいだけではなくて、しっかりと子どもに対する現実的なメッセージもあるわけです。ですから見ていて悪くなりようがない。優れたアニメーションだと思います。
後年のジブリの圧倒的なクオリティと比べてしまうと、どうしても見劣りはします。『ナウシカ』以降の作品は、この『パンダコパンダ』にある要素の全てをさらにグレードアップさせて、大人でも楽しめるような重厚な作品に仕立て上げました。そこを無視するわけには、私個人としてもできないので、この作品は★3にしています。
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