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桜の代紋 (1973)

監督
三隅研次
  • みたいムービー 5
  • みたログ 25

3.50 / 評価:8件

取調べ方法もいろいろあります。

  • mal******** さん
  • 2011年3月16日 12時51分
  • 閲覧数 962
  • 役立ち度 7
    • 総合評価
    • ★★★★★

映画監督黒沢清氏が推薦する未DVD化の1973年の日本映画です。

アウトローの奥村刑事が持ち前のふてぶてしさと行動力でヤクザ組織壊滅作戦を実行、そしてその顛末を描いた痛快作です。とにかく、主演の若山富三郎と筆頭に大木実、渡辺文雄、草野大悟、大滝秀治と俳優全員の個性が強烈すぎ(日曜の朝にセーター姿が一番似合う関口宏も出ています)、そしてストーリー展開も強引&強烈なんですが、それが異常に面白いんです。

まず、チリチリパーマのチンピラ(石橋蓮司)の取り調べシーンが傑作です。自白させるために脅したり寝かせないのは定番ですが、やっと独房で寝ようとしたら若山富三郎がやって来て?たまにはスポーツしなきゃダメだ?ということで強引に道場へ連れて行き、チンピラをコテンパンに投げるわ絞めるわの暴走ぶり。

ですが、極めつけは江幡高志(小悪役を演じれば、絶品の存在感を発揮する俳優さんです)演じる刑事が取調室で生のニンニクをちぎって食べ、挙句はチンピラの顔にその口臭を吹きかけ自白させようとするシーンは爆笑物です。若山富三郎がボソッと?えらいもの食べとるね?と言うのがこれまた笑えます。

まあ、笑えるシーンも多いんですが、展開はシビア&ハードなので最後までハラハラさせられます。特に自白の真偽を確かめるために、ただじっとチンピラを静観する若山富三郎の表情と佇まいが鳥肌物の怖さと迫力です。このシーンだけでも本作は観る価値があると思いますよ。

詳細評価

物語
配役
演出
映像
音楽

イメージワード

  • 笑える
  • 不気味
  • 勇敢
  • かっこいい
  • コミカル
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