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誓いの休暇 (1959)

BALLADA O SOLDATE/BALLAD OF A SOLDIER

監督
グリゴーリ・チュフライ
  • みたいムービー 145
  • みたログ 86

4.51 / 評価:53件

雪解け期の奇跡的な作品

  • kik***** さん
  • 2010年10月10日 1時21分
  • 閲覧数 695
  • 役立ち度 13
    • 総合評価
    • ★★★★★

今迄観た映画の中で、日本の「二十四の瞳」と並ぶ反戦映画の傑作、あと二つ付け加えれば「まぼろしの市街戦」、「禁じられた遊び」も。
声高に叫ぶ反戦映画って好きじゃない、「反戦」、当り前でしょ。

でも、この映画、それだけじゃないんです。
確かに俯瞰で見れば「反戦映画」なんだけど、近くに寄って見れば「青春映画」。
1級の「反戦映画」でありながら、儚い「青春映画」としても1級の作品だと思います。
更にカメラが素晴らしいですね。
どこまでも続くロシアの広大な地平線、夕陽を遮る白樺林、プラットホームの端で寂しげに佇むヒロイン等々、白、黒、グレーを自在に操る確かなテクニック、閉鎖的だったソ連の人だから有名になれなかったけど、A・ドカエや宮川一夫に決して負けてない。
俳優陣も素敵です、若い主役二人の素直な瑞々しさは勿論、トラックのおばちゃん、駅で復旧工事をしてる人々の顔、戦場へ行った夫や息子をギリギリの気持ちで待ちわびてる村人達の表情、麦畑を必死に駆け抜ける母親の顔、皆、リアルで存在感が有ります。

知る人の少ない地味な映画ですが、その輝きは決して褪せる事がない名作だと思っています。
僕にとって、永遠に輝くただ1本のソ連映画(多少、プロバカンダ臭はしますけどね~笑)

詳細評価

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