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無宿人御子神(みこがみ)の丈吉 黄昏に閃光が飛んだ

mal********

2.0

シリーズ最終作なのに何も解決しません。

1973年に公開された原田芳雄主演による”丈吉復讐3部作”(私が勝手に命名してるんですが)の最終作です。 なので、最後の仇である清水の次郎長との対決が豪快に描かれることを期待していたのですが、次郎長役の峰岸隆之介のスケジュールが調整できなかったのか、はたまたギャラで揉めたのかはわかりませんけど、とにかく次郎長は本作には出ていません。ついでに書けば、前2作で何かと丈吉を手助けする中村敦夫が演じた謎の渡世人も出てないので、その正体も謎のままで終わっています。 その代わり、主人公の丈吉が道中で出会った風車の小文治(夏八木勲)とお八重(安田道代)と厄介ごとに巻き込まれる様を描いています。ただ、その描き方が少々浪花節的であり、前の2作と違って映画に勢いがなく、息切れ状態だったのが残念です。 個人的にはこの時代から安田道代さんが、現在も一線で女優業をされていることに感銘を受けました。

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