戒厳令

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戒厳令
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作品情報上映スケジュールレビュー

作品レビュー(7件)


  • rec********

    4.0

    前髪垂らした三國さんて・・

    ラスト処刑場に連れていかれ笠を取られた三國さん・・なんと佐藤浩市氏に似てることか・・というより近年の佐藤さんがやっと三國さんに追いついてきた、ということでしょうか?

  • rin********

    3.0

    あまりに観念的

    シナリオ☆ 好きな人にはたまらないのだろうが、あまりに観念的なセリフが多く、私には理解が難しかった。特に陛下関連のセリフはどれも難解。最後の台詞は言わんとする意味すら(私の頭では)わからなかった。なので☆1つ。 配役☆☆☆☆ 難解なセリフの数々にも関わらず、最後まで聞かせきる三國連太郎の芝居は流石の一言。この人が主演でなければ途中で寝ていただろう。☆4つ。 演出☆☆☆☆ 派手な演出こそないものの、カットの切り替えがうまく、緊張感が途切れない。私には理解できないセリフが多かったにも関わらず、最後までダレずに見通すことができた。☆4つ。 映像☆☆☆☆ 印象に残る構図、美しい映像。画面のすみずみにまで静謐な緊張感が行き渡り、とても見ごたえのある画面。☆4つ。 音楽☆☆☆ 特に記憶に残る音楽はなかったが、物足りなく感じたシーンは特になく、さりとて邪魔に感じるところもなく、可もなく不可もなく。☆3つ。 総評 合う合わないが真っ二つに分かれるであろう観念の映画。私には合わなかった。

  • hechonaps

    3.0

    おそれ

    禅問答のような台詞に混乱しながら見た。 自分を証明するために他者が必要? でも、自分は崇高なものであり他者の中にあってはイケないような? いやいや、「自分」という映画ではなくて 第二次大戦に向かってましっぐらな様子を 映しているはずだよね? インテリさんが心酔しそうな思想を実現するためには その思想の持ち主は「人」であってはイケナイのね? 現人神と言われた人物と同じ位置にいないと。 しかし、その現人神はもの言わず、 何も示さず、ただジタバタする下々の者たちを あるがままにさせるだけ。 それは本当に神と同じで、褒美も罰もなく。 神仏に経をあげる姿は無になろうとしてなりきれない人の業を あらわしている? 何かを恐れる姿は望みが成就しないことを暗示している? 映像の中にたくさんの暗示があるようだけれど それを読み取るには私はこの時代をよく知らない 残念な気持ち半分とわかってしまうとつまらなくなってしまうかも? な、不思議な見た終わり感でした。

  • のんちゃん

    5.0

    現在では作れ無い映画

    別役の演劇的台詞に、観念的な映像が交差する。別役の作品は小津映画のような、同じ言葉の繰り返しが多いが、吉田喜重はアランレネの世界のように、台詞を詩的世界に処理している。今、カンヌなどに出品したら必ずパルムドールを取れる、神秘的な傑作である。

  • ********

    4.0

    マゾとしての北一輝

    だれか私を罰してほしい。三国連太郎演じる北一輝の、それが唯一の願いです。それがどういうことなのか、ある程度二・二六事件とマゾヒズムを知らないとまったくわからない。吉田監督インテリだねー。ということで以下、ちょっと理屈っぽいですが。。。 この世界を革命しようとする私が罰せられることで、革命の正しさは証明される。そして、罰せられれば罰せられるほど、その革命はますます価値が高くなる。そして、罰せられるということは、今の世界(昭和天皇の世界)を超えるなにかが存在することになる。。。 間違いなく、その私を超える存在は、随所に現れる明治天皇の写真のイメージです(明治天皇自身ではありません)。明治天皇のイメージを求めるマゾヒズム。だから、明治天皇の御真影の目線としか思えないカットが何度も入る。よみがえれ、明治天皇(みたいなもの)! 具体的に罰するのは日本の最高権力者=昭和天皇。「戒厳令」は昭和天皇と北一輝がマゾヒズムの契約に覆われる合図です。北は罰せられたいと願っているのだから、願いを叶えてくれる昭和天皇はマゾヒズムの相方、そして相方は私を超える存在ではありえません。 と、以上のことはすべて、ドゥルーズの著作のなかでは例外的に読めばわかる『マゾッホとサド』参照。それ以外では、吉田監督の、女性を斜め上から見下ろす視線とか、白い日傘とか、日本風の壁とか、しびれます。白といえば、北一輝の処刑シーンで、白い目隠しが赤くそまり、日本の国旗のようになるところなども、なかなか刺激的です。この場面、マゾヒズムを許容しない、またはマゾヒズムを極限で推し進めてしまう日本ということだと思いますが、どうなのでしょうか?

  • agi********

    5.0

    モノクロの重厚感と釣り合った内容

    内容の重厚さと難解さは昨今の作品にない無類さだ 政治的かつ思想的な映画 ATGのありし頃の良作だ クーデターの暗躍の三国の演技の存在感も抜群だ 適度のサスペンスとクーデターの思想面が過不足なく描かれる もう少し長尺の方が親切だとは思うものの 腹いっぱいになる映画 吉田喜重は掘り返してみたい その価値のある存在だ

  • yqj********

    3.0

    精緻な白黒映画

    構図がとても素晴らしいです。 とても精緻な映画で、ひとつひとつ、とても丁寧に撮影されているのが伝わってくる映画です。 一方、ストーリーは、・・・という感じですね。 よくわかりません。吉田さんですから。

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